固め学園・第一章―ユン先生の英語の授業

作:灰音穂香


まずは雪女のユン先生の授業から覗いてみましょう。
ユン先生は英語の先生です。

「これから抜き打ちの小テストをやりまーす」
どうやらテストをするようですが生徒達はブーイングの声を上げます。
でもユン先生は無視して小テストを開始します。

……三十分後、小テストは終了しユン先生が採点を開始します。
しばらくして、ユン先生の眉間に皺が寄り、更にしばらくしてユンの体がわなわなと震え体から冷気が舞います…それを浴びて教壇の近くの生徒は何が起こったのか理解するまでに一瞬で凍りつきます。

…はい、頭から液体窒素を被ったように真っ白に凍ります。

…ケモノミミや尻尾、制服の袖や裾、

体の至る所からツララを滴らせて凍りついています。

ドアに近い生徒は教室から逃げ出そうとしますがドアに触れた途端先ほどの生徒達のように一瞬にしてカチンコチンの氷像と化します。

ドアに冷凍魔法がかけられていたんでしょうね・・・・。

ユン生徒を中心に吹雪が発生して生徒達に襲いかかります。
雪が生き物のように生徒達の体に張り付き、まとわりつき生徒達を氷像へと変えていきます…。

「はぅぅ…さむ」

「凍っちゃ…」

「いやぁ…」

悲鳴が複数聞こえてきますがそれもだんだん少なくなっていきます。
ほんの数分で教室の生徒全員がカチンコチンの氷像となってしまいました。


互いを暖めあうために抱き合った状態で凍りついた、ネコミミ少女(メガネっ娘)とキツネミミの少年、逃げ出そうとして凍りついたイヌミミ少年…転倒し、虚空に手を伸ばした状態で氷像と化したウサミミ少女…。
ともかくみんなカチンコチンです。

「もう、何でみんなちゃんと勉強しないんですか―!」

ユン先生が一人でキレますがみんな凍りついているので、誰も答えられません。

「まったく…あなたたちはきちんと勉強する気はないのですか…」
氷像となった生徒達に説教を始めたユン先生…。


説教が長くなりそうなので他の授業の様子も覗くことにしましょう。

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