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ロエシェのケイオス・戦績報告01 
Battle Reports of Roeshe's Chaos Army #01
[2004.5.8-9]
アーケイオンによる大侵略戦争「Storm of Chaos」が始まる、少し前のこと。

スラーネッシュを奉ずる蛮族の族長・ロエシェは、アルビオンでの戦いで手に入れた
巨大生物・ケイオスウォーマンモスの「バオダ」を駆り、南に進軍していた。
大きな戦の前にバオダの力を試し、同時にアーケイオンが攻める都市「ミッドンハイム」を
守る聖堂騎士団「オーダー・オブ・ホワイトウルフ」に対する威力偵察をするためだ。

一戦目 2000pts
ロエシェのケイオスモータル軍 vs オーク&ゴブリン軍
(まるま vs CaptainY)
混沌の荒野の南端で夜営準備をするロエシェ達。
この地でデーモンを召喚し、オーガやトロルと合流して、エンパイアへと侵入する予定である。
だが、その野営地をオークとゴブリンの軍勢が急襲した!

その中にロエシェが見出したのは、かつてアルビオンでロエシェに惨敗し、いまやボスに
格下げされた「元」ビッグボス、ブラックオークのゴークラッシュであった。

夕陽を背景に両軍は激突。バオダの暴れ回りで、たちまち数十体のオークが吹き飛ぶが……
続いてバオダがぶつかったのは、ゴークラッシュのブラックオーク隊。
気まぐれなバオダがやる気をなくした隙に(攻撃回数決定ダイスの出目が1)、
ゴークラッシュが積年の恨みを晴らすごとく、奇跡的な痛打を連発!
驚いたバオダはあっけなく敗走、なぜかウルフライダーに追撃されつつ、
ロエシェ軍は退却を強いられたのであった……

(ウルフライダーに追っかけられるバオダ(涙))

後にゴークラッシュは”マンモス殺しの”ゴークラッシュとしてビッグボスに復帰。
大いに勇名を馳せたと言う……
【ロエシェ様インタビュー】
Q「ゴークラッシュ軍は、『マンモスを殺して食った』と喧伝しているようですが……」
ロ「馬鹿を申すでない。ウルフライダーの力程度で、バオダが倒せるものか!
  あらかたゴークラッシュは嬉しさのあまり脳味噌からWaagh!が出過ぎて、
  ちょっと夢見がちになってしまったのじゃろう」
Q「でもゴークラッシュは勢いに乗って、オークやオーガを大量に集め始めたようですよ?」
ロ「ええい、うるさいうるさい! 次に会うた時はまた泣かせて、ボスに戻してくれるわ!」
両者、約一年ぶりのウォーハンマーというゲームでした *1。
お互いルールを忘れまくっており、かゆなさんに大分助けてもらいました……
バオダによる圧倒的破壊がもたらされるかと思いきや、ダイス目が爆発してブラックオーク逆転。
ソーサラー率いるケイオスはLdが8しかないため、普通に敗走、あっというまに負けてしまいました。

日本で(多分)初めてウォーマンモスを使ったプレイヤーと、
日本で(多分)初めてウォーマンモスを倒したプレイヤーが誕生した、記念すべき試合です。

*1ずっとD&Dばっかりやってたので。

二戦目 3000pts
ロエシェのケイオスモータル軍 vs エンパイア軍
(まるま vs V1AL)
ゴークラッシュの追撃を逃れ、再結集したロエシェ軍。
予定は変わったが、デーモンや怪物達を軍勢に加え、改めて人間の国々へと侵入した。
ホワイトウルフ騎士団の最強部隊率いるエンパイア軍が、これを迎え撃つ!
いざ2戦目
だが、この時ケイオス軍の兵士達は知らなかった。
オーク相手の逆転負けで、ロエシェ様とバオダが完全にやる気を無くしていたことを……

ロエシェは恐ろしいほどミスキャストを連発、魔法を使わずに戦場の背後で居眠り。
バオダもまったくやる気無く(攻撃回数が1ばっかり)、珍しげにスチームタンクを
踏んでみたりしたものの、ホワイトウルフ騎士団長の爆弾メイス*1で手ひどく殴られて
慌てて敗走したのであった……

[怪物対決!? スチームタンクvsケイオスウォーマンモス]


[さらにホワイトウルフグランドマスターと激突! 「突撃隊形ー!」]
(そしてムマキルばりに負け)

*1メイス・オブ・ヘルストラム。S10,D6Wを一撃だけ与える魔法の武器。
【ロエシェ様インタビュー】
Q「連敗ですが……」
ロ「ええい、知らぬ知らぬ、わらわはもう知らぬ!
  混沌の嵐が来る時こそ、わらわの本気を見せてやるのじゃ」
徹夜で頑張った一戦。
マンモスvsスチームタンク、マンモスvsホワイトウルフ・インナーサークルなど
見所盛りだくさん……のはずだったのですが、まるまの出目が呪われたように悪く、
(多分、かゆなさんのムービングトレイを借りていた呪い)思うように盛り上がりませんでした。

マンモスvsホワイトウルフ(ロード付き)は双方同じ700ポイント前後。
ダイス目次第でどちらも勝ちうるという感じのバランスで、V1ALさんと
「これはなかなか面白いね〜」とうなずきあったのでした。
【ウッドエルフ動物保護協会・L氏の談話】
「今回のドキュメントで、マンモスは決して恐ろしい怪物などではなく、
 か弱く臆病な野生動物であることが分かったと思います。
 ウーンズを1d6個も与えるような武器で撃つのは、動物虐待と言えるでしょう。
 我々ウッドエルフのようにロングボウで優しく撃ってやることが、マンモスの
 健康と情操教育にふさわしいのです」