■2004年09月29日(水)01:03
【ミニチュア全般】【イベント】第二回Force of Willレポート その1
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三年以上ぶりに開催された、ミニチュアイベントFoW。 狭い会場ながら7名ものご参加をいただき、3卓使用してのフリープレイが行われました。
■Epic Armageddon体験テーブル まるまが現在熱中しております、Epicを遊ぼう! という企画テーブルです。 Captain.Yさんがまるまと対戦して下さいました。 まるま持参のケイオスと、Yさん持参+まるま持参を合わせたオーク、1800pts同士の対戦です。 初めて見るゲーム……ということで、皆さんご興味を持って見ていて下さいました。

荒野の惑星アーマゲドンの大地にそびえ立つ、荒廃した帝国都市のビル群。 テレインを並べただけで、なかなかのドキドキ感です。 両プレイヤーともルールブックとにらめっこしながら、対戦を開始しました。
Epicトーナメントルールの大きな特徴は、その勝利条件。 5つ設定された勝利条件「ゴール」を、3〜4ターン目の終わりに2つ以上満たしているプレイヤーの勝利です。 5つの「ゴール」の内容は、以下の通り。
・敵テーブルエッジに置かれた目標(Objective)を占拠する「Blitzkrieg(電撃戦)」 ・敵軍で最もポイントが高いフォーメーションを破壊する「Break Their Spirit(ヤツらの士気を砕け)」 ・自軍側テーブルにある3つの目標(Objective)全てを占拠する「Defend to Flag(我らの旗を死守せよ)」 ・敵軍側テーブルにある3つの目標(Objective)のうち2つを占拠する「Take and Hold(敵陣占拠)」 ・自軍側テーブルに敵フォーメーションが1つも無いことで達成される「They Shall Not Pass(ここは断じて通さん)」(敗走状態の敵は除外)
ビクトリーポイントを計算するのは、4ターン目を終えて、上記の判定で引き分けになった時だけ。 そのため、多少の犠牲を出してでも、ゴールを達成することが勝利に繋がります。
ゲーム開始直後、3体編成だったOrkストンパ(オーク型戦車?)のフォーメーションが、ケイオス主力歩兵とスカウトタイタンの射撃で壊滅。数が少ない編成は脆い……! と両プレイヤー痛感します。 両者ダブルアクション(2回移動後、−1修正を受けて射撃する命令)を続けるため、命中率はイマイチ。やがて第一ターンが終わります。 第二ターンでは、オーク側が反撃を開始! オーク歩兵の大群フォーメーションと巨大ロボ・ガルガントが、スラーネッシュのスカウトタイタンに接近します。
 一方、ランドレイダー&プレデターで構成されたケイオスアーマードカンパニーは、オーク側戦力を確実に削いでいきます。 第三ターン。 大量のオーク歩兵&ドレッドノートによる突撃と、ガルガントによる支援射撃(Support Fire)を受け、ついにスラーネッシュのスカウトタイタン1機が撃墜。しかしもう1機のスカウトタイタンは、マーチアクション(3回移動できるが、射撃などは出来ない)による合計90cm移動で、一気にオーク側テーブルエッジの塹壕(Objective)を確保。ゴール「Blitzkrieg」を満たし、プレッシャーを与えます。 そして最終ターンの第四ターン目。 ガルガントとオークは本陣にとって返し、接近戦に。ガルガントの強烈な「メガチョッパ」直撃で、2機目のスカウトタイタンを破壊します。拠点を奪還して意気揚々のオーク達。
 しかしケイオス勢は、密かに各地の拠点を確保し、その他のオークフォーメーションを撃退。 蓋を開ければ、「Defend to Flag」「They Shall Not Pass」という2つのゴールを満たした、ケイオス側の勝利となりました。
対戦を終えた感想は―― 両者「面白い!!」 今回は1800ptsでの対戦でしたが、EPICにおいてはまだまだ小規模な練習戦の感じ。 3000pts、5000ptsといった規模でこそ、本格的な対戦が楽しめそうです。(EPICでは各ユニットの単価も高いので、WHとはポイント感覚が全然違いますね) 次回以降もどんどん遊ぼう! そしてみんなもEPICをやるんだ! みたいな感じでテーブルを片づけたのでした。 | | |