MARUMA TOWER > RPG > Session Records


What's new? BBS
Mail:Maruma@gray.sakura.ne.jp
セッションの記録 Session Records
ここでは、『ネラスキャンペーン』で行われたセッションとシナリオの内容を紹介します。
(第三部・世界編その1)
太古の影 > The Garden of Schorched Souls > Tyrants > 赤竜の城塞 > 復讐鬼襲来 >
巨人の遺跡・ソルゴーの城 > 再戦! 赤竜の城塞
2002.12.29 太古の影
入手XP:4896
収入:2500GP

【参加者】
セフィア(レイネ) 
ボルグライド(塩) 
ブルー(Captain.Y)
ドムル(がち) 
シャルクー(9) 
シエン(ざんじ)
【集結】
 倭閣。クン=ツェン寺に戻るため、港町ワモンを訪れたボルは、北方の海でサハギン達が暴れているという噂を聞く。
 そこに、モモツラ・シエン・ブルーが合流。4人は北方の様子を確かめるため&Psionである姫に会うため、エニンガム王国へテレポートした。
 ドワーフ王国の南方・牙の門。モルデンより「かつてドワーフを隷従させた邪悪な支配者」の復活を夢告されたドムルは、神の指示に従い
 同じくエニンガム王国へと向かう。
 そして王国の首都・エニンガルド。エルトワージュ姫はセフィアを連れ、東方の港町サヴェリアで行われる魔術師学会(Psionics研究)を
 見学しようと企てている所だった。そこへ、上記PC達が合流。さらに、シャルクーがSeeker's Associationより、サヴェリア南方に出現した
 海上神殿の情報を持ち帰った。
 各人の目的が一致したPC達は、パーティーを結成。定期船に乗り、港町サヴェリアへと向かう。

【サヴェリア洪水事件】
 東方諸国のLarge Cityサヴェリアは、遺跡の上に立てられた特徴的な街である。
 学会を見学したPC達は、Psionicsと魔術の共存の可能性を探る発表(実はヴェルマインがしていた)や、歴史とPsionicsの関係についての発表を聞く。
 だが、学会終了後間もなく、サヴェリアは災害に襲われる。
 突如地下から噴出した膨大な量の水により、市街の半ばが浸水してしまったのだ!
 アーセラ神殿の協力を得て、地下下水道を探索したPC達は、そこでサハギン達と謎のローブの姿を発見する。
 ローブの姿が発した強烈な精神波に、自分達と同じPsionicsの力を感じるブルー&シエン。
 一行は敵を撃退するも、水を噴出する謎のクリスタルを止めることはできなかった。そこで、捕らえたサハギンを尋問するが……
 PC達の目の前でIllusionが解けたサハギンは、別種の半魚人・クオ=トアの正体を現した!
 クオ=トアが海上神殿に住んでいること。その主が、地下のクリスタルの操作を誤り、洪水を発生させたこと――を聞き出したPC達は、
 海上神殿を探索することを決定した。

【海上神殿へ!】
 誰もが海に出るのを恐れる中、シャルクーとセフィアは海賊崩れの運び屋・"ゾラの姉貴"と"野郎ども"と知り合い、仕事を請け負わせる。
 小さな船をSeeker's Associationより購入し、出航! 途中パープルワームから脱出する場面もあるが、無事に海上神殿へと着いた。
 その沿岸にいたのは、サハギンの王女メルティス&近衛兵サナリアと、サハギン兵達だった。
 サハギンの集落を襲い、サハギンに化けて人間をさらっているクオ=トア達から、同族を取り戻すためにやって来たメルティス。
 一同は合流し、クオ=トア海底神殿の攻略を開始する。
 ローグ達の活躍により、隠密裏に侵入したPC達は、一気に礼拝堂を襲撃。クオ=トア司祭&神殿兵達と激戦を演じた。
 礼拝堂を制圧した一行は、隠し通路から地下階層へ。(この間、サハギン達が非戦闘員を含むクオ=トアを全滅させてしまった)
 奴隷穴に幽閉されたHumanoid達を救出し、公衆浴場らしき広間を抜け、探索の末に最後の部屋へとたどり着く。
 大勢の護衛に囲まれて待ち受けるのは、タコのような頭をした太古の支配者・イリシッド達であった!
 炎巨人とアンバーハルクの猛攻を押し返し、クリスタルの間に突入した戦士達は、疾風のようにイリシッドへ迫る。
 Rageしたブルーによって2人のイリシッドが両断され、ゼルが一人のイリシッドを噛み殺した時点で、敵は退却を選んだ。
「奴隷ども! この屈辱は忘れぬぞ!」というテレパシーを残して……

 その後、クリスタルの間を探索するPC達の前に、ラッカマーと名乗る(?)モンクのような集団が現れた。
 彼らはクリスタルの動作を止める方法を教えるも、その素性を明かすことなく、再びテレポートアウトしていった。

 イリシッド達の目的こそつかむことはできなかったが、サヴェリアの洪水は収まり、偽サハギン(クオ=トア)による略奪も終息した。
 新たな敵に出会った冒険者達の戦いは、まだまだ続く……

サヴェリア下水道 ゾラ達との出会い 出航 船上の冒険者
パープルワーム! クオ=トアの神殿 突入!


NPC…ゾラ ラテン系の美女。水賊崩れの野郎どもを率いて、PCを海上神殿に運んだ。「落ちてきた」だの、良く分からない過去があるようだが……?
    野郎ども 水賊崩れの水夫達。「水賊殺しのセフィア」の本物に出会い、恐れおののいてみたり。
    メルティス 同族に起きた異変を調査するため、再び登場。陸の者に抱いた信頼は、まだ変わっていないようだ。
    サナリア メルティスのお付きとして登場。サナリア自身はEvilなため、クオ=トアに対する態度は苛烈であった。
    カストル "見出す者"ゾックの司祭。外見・喋りともチンピラ風で、印象深い。海底神殿に関する情報を提供した。
    シグリド サヴェリア・アーセラ神殿の責任者である女司祭。洪水の原因究明をPCに依頼した。
設定/情報 イリシッド 別名Mind Flayer。強力なPsionics能力を持つ。数千年前の”歴史の空白”は、彼らの支配によるものだったのか?
        クオ=トア 海洋列強種族との覇権争いに敗れ、絶滅したと思われていた半魚人。奇妙な武器Pincer StaffでPC(主にボル)を苦しめた。
次回予告  魔法王国にある湖の都市・エリオンが、突如大火災に襲われる。
 森の木々は焼け落ち、壮麗な建物がいくつも灰燼に帰していった。
 エルフ達は懸命に救助と消火を行うが、原因不明の炎は一週間経っても収まらず、
 ついには火炎の中に蠢く怪物達の姿まで目撃されるようになった。
 ここに至り、ファーレムノン王家は冒険者に救援を要請。
「大火災の原因を突き止め、これを消した者達に、金貨30000枚を与える」と触れを出した。
 PC達はそれぞれの思惑で以て、エリオン大火災の現場に向かう。

2003.1.19 The Garden of Scorched Souls
入手XP:6691
収入:6500GP

【参加者】
セフィア(レイネ) 
ボルグライド(塩) 
ブルー(Captain.Y) 
パトリック(がち) 
グラン(9)
(中盤より、PC不足によりドムル(がち)と
スニーキット(Captain.Y)参戦。XPと収入は7人割。) 
 ファーレムノン魔導王国の大都市、エリオン。湖の中にあるこの都市は、セフィアの故郷でもある。
 ボル&ブルーを伴って帰郷していたセフィアは、母ラフィアと再会。ボルとブルーは、ラフィアが管理する遺跡を見物したりしていた。
 ところが突如、遺跡を中心に大火災が発生。駆けつけた3人は、サヴェリアで見たのと同じクリスタルを中心に、異界から業火が噴き出す様を発見した。
 さらに、炎の中から、サンジャイアント・ランジャムと、炎巨人らが出現。巨人達は遺跡の地下から箱を掘り出し、再び炎の中へと戻っていった。
 噴き出す炎の勢いは衰えず、エリオン全土は猛煙に包まれる。エリオン大火災の発生である。

【炎の精霊界へ】
 大火災発生より十日。燃える物が無くなっても炎は止まず、王国は火災を止めた者に報酬を与える旨を発表した。
 そこに、情報を聞きつけたパトリックとグラン、またセフィアを心配するエルトワージュとスニーキットも駆けつける。
 一同はパーティーを結成し、大火災の中に威力偵察を敢行。ファイアーバット12匹の奇襲にうち勝ち、炎の精霊界へと続くボルテックス(次元の裂け目)を確認した。
 改めて準備を整え、炎の精霊界に赴く一行。
 大気は熱と有毒ガスに満ち、空は蜃気楼に覆われ、「固形の炎」が大地を形作る、炎の精霊界。
 PC達は、Evilのエレメンタルに襲われているエイザー(炎ドワーフ)の一団を発見。苦戦の末にエレメンタル達を倒し、エイザーを救った。
 エイザーの隊長ザンマルーとセフィアは、以前エニンガムの地底で会ったことがある、顔見知りであった。
 ザンマルーの案内で、エイザーの要塞・フォート=メルトブラスに到着した一行は、鍛冶師ゼンマルシャイクンや、領主オズメルーとも出会う。
 エイザー達から、悪のアルコメンタル(精霊王)イグニオスと、その部下ランジャム、そして彼らの目的地「The Garden of Scorched Souls」の情報がもたらされる。
 イリシッドの要塞跡地である、The Garden of Scorched Souls。
 そこには、別の炎の世界への「門」があり、エリオンの遺跡に隠されていた鍵を使うことで、門を開くことができるのだと言う。
 イグニオスが新たな力を手に入れれば、物質界への侵攻が始まるかも知れない。また、鍵を取り戻さなければ、エリオンに開いたボルテックスも閉じられない。
 一行はランジャムと決戦する覚悟を決め、The Garden of Scorched Soulsへと向かった。
(この時点で、複数PC運用開始)

【焦がれた魂の園】
 灰のエレメンタルポケットに囲まれた、目的地。灰の中で怪生物ラストに襲われたり、大爆発を起こしてしまったり……とトラブルはあったものの、なんとか突破。
 そして溶岩大地の中、炎の渦を前に儀式を行うランジャム達の許へとたどり着く。
 襲い来るファイアージャイアントと、不死身の炎ヒドラ。ランジャム自身もソーサラーでありながら、凄まじい身体能力で接近戦に入ってくる。
 対するPC達は、スニーキットのマス・ヘイストで高速化。速度を活かし、一気に敵陣に斬り込んだ。
 ジャイアントは次々倒れ、ランジャムの魔法も、グランの的確な妨害で発動を阻止される。
 ついに巨人達は全滅。不死身のヒドラも、突如現れたセフィアの師匠・剣聖レナートが与えた酸の剣で、セフィアに倒された。

 エリオンから奪われた「Key of the Burning Soul」を取り戻し、エイザー達に別れを告げる一行。
 物質界側からボルテックスは閉じられ、ついにエリオン大火災は終息したのであった!
 新たなる敵、アルコメンタル=イグニオスの存在。そして消えないイリシッドの影。冒険はまだまだ続く……

精霊界への渦 炎の精霊界


NPC…ラフィア=エルアミスト セフィアの母であるエルフのクレリック。おっとり天然系。
    剣聖レナート セフィアの師匠であるWeapon Master。Vorpal属性を持つ魔剣アーティファクト「Wrath of immortals」を持つ。ふらりと精霊界に現れたが…(!)
    ランジャム=ハッシード Sun Giantのソーサラー。凄まじい力を持っていたが、PCの連携の前についに沈んだ。
    ザンマルー メルトブラス警備小隊長。時折レアメタル探しをしており、以前はその際にセフィアらと出会ったようだ。
    ゼンマルシャイクン エイザーの魔法鍛冶師(クレリック系)。PC達に精霊界のレアメタル・元素金属の情報をくれた。
    オズメルー メルトブラス砦の主。イグニオスの台頭に頭を悩ませており、PC達の来訪を好機と見て、情報をくれた。
    エルトワージュ 今回もトコトコ付いてきた。一度は物質界に置いて行かれるものの、ドムルらと一緒に砦で合流。
    イグニオス 邪悪なアルコメンタル(強大な力を持つエレメンタル)。近頃その力を増し、精霊界の支配や物質界への侵攻を企てているらしい。

メモ…決戦の地の宝箱から、エルフ達の遺物「Ring of Scorched Mind」を発見(出典:BoEM2)。
    かつてイリシッドと闘うエルフ達が創り出したもので、とんでもない価値を持っている(15万GP相当)。
    あまりに高価なため買い手も付かず、ひとまずはエリオンエルフの血を引くセフィアが預かることとなった。

2003.3.16 Tyrants
入手XP:4050
収入:4500GP

【参加者】
セフィア(レイネ) 
ボルグライド(塩) 
ブルー(Captain.Y) 
ヴェルマイン(小六) 
ジャン(9) 
カクラン(a)
 エニンガム王国南東の地・フェリペ公爵領は、広大な塩田で知られる豊かな土地である。
 だが、公爵領の重要な交易路が通る「ヒース丘陵地帯」で、隊商が次々と行方不明になり始めた。
 調査に行った冒険者や軍隊も戻らず、フェリペ公爵は交易路の使用を中止した。
 塩を運ぶ隊商は丘陵地帯を避け、隣国ドラクロワ男爵領の不便な交易路を使い始めた。
 だが、ここでトラブルが起きる。
 ドラクロワ男爵が、交易路の整備や警備のためという名目で、高い通行税を取り始めたのである。
 二人の領主が元来不仲だったこともあり、問題はこじれ始めていた……

【王国に居ないPCの導入】
・カクラン…神聖帝国の司祭より、フェリペ公爵領の怪物退治を依頼された。
・ジャン…師匠の仇を捜している。師匠の友達だった錬金術師・ハイマンを捜し、エニンガム王国へ。
・ヴェルマイン…学院長サグラモールよりの命で、消息を絶った錬金術師・ハイマンを捜し、エニンガム王国へ。

 王都エニンガルドで合流したPC達は、怪物退治/ハイマン捜索のため、フェリペ公爵領へ行くことを計画していた。
 そこへ、フェリペ公爵とドラクロワ男爵の税金トラブルが持ち込まれた。
 カクランが怪物退治をする、とぶちあげたため、ひとまずその場は収まり、正式に公爵領の怪物討伐が決まった。
 まずは公爵領の都市エスパリオに向かい、公爵と面会。
 その後丘陵地帯で探索を始める。
 ホブゴブリンの軍勢に襲われた小村・イエローセージで、敵の首領はビホルダーらしいという情報を入手。
 セフィアの《Track/追跡》でホブゴブリン達の足跡を追い、PC達はビホルダーの隠れ家へとたどり着いた。
 洞窟内でホブゴブリン第一陣を撃破。続いて、ビホルダー・サイクロプスキン・ホブゴブリンらとの決戦が始まる。
 ブルーが光線で撃たれるも、スペルレジスタンスをかけておいたお陰で、無傷。ヴェルマインのSonic Burstで、敵に大打撃を与える。
 電撃的な侵攻で一気にビホルダー”サンクトール”を討ち取り、残りの敵は降伏。幽閉されていたハイマンも助け出し、冒険は終わりかと思われた。

 だがそこへ、突如として2匹のビホルダーが登場。サンクトールと全く違う姿をした2匹は、アシュ’クシュ&サシュ’クシュと名乗る。
 彼らはアーケンキャスターを必要としているらしく、ヴェルマインやジャンを捕虜としようとする。交渉は難航、そして……
 ボルが挑発したことをきっかけに、再び戦闘勃発! エルトワージュのマインドブラスト、そして前衛3人の一斉突撃を受け、2匹のビホルダーは瞬殺された。

 戦略と的確な行動により、3匹ものビホルダーを無傷で倒すことに成功したPC達。交易路は復活し、王国内での名声はさらに高まった。
 しかしビホルダー達の計画や目的が何だったのかについては、多くの謎を残したのであった。

ホブゴブリン 灰色のビホルダー


NPC…エドワード=エニンガム エニンガム国王。ちょっとダメっぽい。
    フェリペ公爵 黒髪・ちょび髭のスペイン男性風。鷹揚で統治能力に長けた人物だが、少し尊大で、PCら英雄を前にしても動じなかった。
    サンクトール アドバンスド(成長した)ビホルダー。なぜ錬金術師ハイマンに火薬の研究をさせていたのだろうか?
    アシュ’クシュ&サシュ’クシュ 灰色のビホルダー。この地のビホルダーとは全く違う姿をしている。なぜ魔術師を必要としていたのだろうか?
    ハイマン 火薬研究を専門としている錬金術師。サンクトールに捕らえられていた。
    サグラモール学長 カレッジ・エターニア学長である、20レベルスペルキャスター。
    アラミル ヴェルマインの親友であるエルフの魔術師。体が弱く、インドアでの研究が中心。
    マルレーネ エニンガム王国の宮廷魔術師。
    エスタファノス 高名な力術師。ジャンの師匠。数々のエボケーションスペル開発で知られたが、一番弟子イスマエルとその仲間によって惨殺された。

メモ…灰色のビホルダー達は、「船を空に飛ばすための玉座」を作れる者を捜していた。

2003.4.20 赤竜の城塞
入手XP:2000
収入:900GP

【参加者】
セフィア(レイネ) 
ボルグライド(塩) 
スニーキット(Captain.Y) 
グラン(9) 
カクラン(a)
ヤンロン(がち) 
シエン(ざんじ) 
ベルヒ(粥)
 内海のほとりにある水賊砦跡に、突如として謎の城が出現した。
 PC達は各国合同の依頼を受け、謎の城の調査に向かう。

【謎の城出現の経緯】
 その城は、ゴールドドラゴン・ゴルティラクスの管理の下、古代の英雄達が拠点として使用したものだった。
 しかし100年ほど前、城はヘルワーム・アナセモーズの襲撃を受け、破壊された。
 ゴルティラクスはアーティファクトの力により無力な彫像(豚)に変えられ、城は遺跡となってアストラルプレーンを浮遊していた。
 その後、レッドドラゴン・グレナス率いるティラナ教団が、城を訪れる。
 アナセモーズの足跡を捜していた彼らだったが、探索中に城のプレーンシフト機能を誤作動させてしまう。
 城は(偶然に)水賊砦跡に出現。不安定な状態で実体化し、再度のプレーンシフトも不可能となってしまった。
 グレナスはやむをえず、城を拠点として物質界で活動することを決断。
 グレナスの誘いを受け、ホブゴブリン部族リーパーズハンドの敗残兵や、賞金首の処刑人部隊といった、危険な勢力が城に集うこととなった。

 PC達は港町ミロネッツォで情報収集後、城へと侵入。
 半ばアストラルプレーンに埋没し、時空がねじ曲がった場内を探索していく。
 ホブゴブリン部族のバーサーカー集団を撃退、捕虜を取りつつ、奥へ。
 黄金の豚像の姿をしたゴルティラクスと出会い、この城の歴史と経緯を把握した。
 そしてグレナスとの決戦。アストラルプレーンの灰色の空が見える広間で、ドラゴン・クレリック・処刑人・アビシャイ(デビル)らの混成軍と戦う。
 しかしその最中、不安定だったプレーン同士の接続が破断。
 グレナスらはアストラルプレーンの中へ消え、PC達は辛くも物質界へと脱出した。
 PC達に救出されたゴルティラクスは、この城の所有権をPC達に譲ると提案する。
 果たして、この古代の城が、PC達の新たな拠点となるのであろうか……?



ゲストPC…ベルヒ=ベシュターク(粥)
       アムゾンを奉ずる<混沌にして善>のクレリック。非常に頑健な体と、高い抵抗力を持つ。
       「英雄達を導く黄金の王を目覚めさせよ」との神託を受け、PC達に合流。見事にゴルティラクスを見つけ、神意を果たした。
       ヒゲが渋いナイスオヤジ。

NPC…ゴルティラクス グレートワーム・ゴールドドラゴン……らしい。黄金の豚像に意識を封印されており、テレパシーで喋る。
    アナセモーズ 5本の首を持つ地獄の竜・ヘルワーム。すでに齢1000年ほどには達しているという。その詳しい素性は不明。
    グレナス アダルト・レッドドラゴン。決着がつかぬまま、アストラルプレーンに消えた。ブレスを火球に変えて撃つ技を持つ。
    ホスカルド&インゲン 処刑人(上級クラス:Excutioner)の夫妻。実力不明のまま、グレナスと共に去った。

メモ…リーパーズハンド族 西方で繁栄していたホブゴブリン部族。近頃イゼルマイア法帝国に併合されたらしい。
                 悪名高いバーサーカー部隊には、PC達も驚かされた。
 
次回予告 神聖帝国首都・ブレイハーフェン。
その城の地下には、幾重にも封印が施された禁断の地域が存在する。
ペルラオスの破片をはじめとする邪悪な物品が永久封印された、巨大地下蔵である。
その最奥には、帝国建国のきっかけともなった、ある秘密が隠されていると言う。

今日は年に一度のデュランの祝祭日にして、皇帝自らが地下蔵を訪れ、封印を浄化する日。
PC達は、皇帝が信頼を置く英雄達として、彼を護衛をすることとなるが……
(注:シナリオ内容は、予告から変更となりました)

2003.5.31 復讐鬼襲来
入手XP:5200
収入:12000GP

【参加者】
スニーキット(Captain.Y) 
ナワル(小六) 
ボルグライド(塩) 
カクラン(a) 
シャルクー(9) 
ヤンロン(がち) 
セフィア(レイネ)
 建国祭で賑わう神聖帝国帝都・ブレイハーフェンに、PC達は招待されていた。
(ナワルは、行方不明となった「おばばさま」を捜すため、かつての仲間に合流)
 かつてこの地を襲ったデーモンプリンス・ベルグークを、パラディン・エリエゼル=ゲルトガングが倒し、建国した日を祝う祭りである。

【ベルグーク襲来!】
 建国祭の祭礼を行っている皇帝謁見の間に、突如として巨大なバロール=ベルグークが出現。
 侍祭達を虐殺し、皇帝を誘拐した。去り際のベルグークはこう叫ぶ。
「案内ご苦労だった、カクラン=デュチョー! さあ、我と共に来い! 約定通り奈落の将軍にしてやろうぞ!!」
 この発言が原因となり、カクランは大司教ティベリウスと異端審問官達に身柄を拘束されてしまった。
 PCとエルトワージュ&ブリュンヒルデの尽力により、カクランはどうにか解放される。
 だが、「クエスト」の魔法で皇帝奪還を課せられたうえ、国外追放処分となってしまった。
 カクランとわずかな忠義の部下、そしてPC達は、前回手に入れた内海の小城へと向かった。

【異界勢力の接触】
 城に到着したカクランは、魔法で善の来訪者を召喚。それに答えて現れたモバディックディーヴァ・クラクストスから情報を得る。
 さらにスニーキットやセフィアらに、サキュバスのフェリーナが接触。彼女はベルグークと敵対する勢力らしく、情報をリークした。
 外方次元界・パンデモニウムの第三階層・フレゲトンにベルグークの隠し砦があることを知ったPC達は……
 スニーキットの知識でパンデモニウムへのゲートを割り出し、そこへ急行した。
 パケスプルジャングル、かつて戦いの場となった「スカルピラー」の近くに、「風切りの洞窟」がある。
 洞窟を進むPC達は、やがて強風を感じ、光源が突如弱まるのを見る。闇の世界・パンデモニウムへと入ったのだ……

【隠し砦の戦い】
 パンデモニウムに入ったことを確認したPC達は、フェリーナの地図やスクライを駆使し、「テレポート ウィズアウト エラー」を使用。
 隠し砦の最深部に、一気に突入した。
 PC達は皇帝の遺骸を守るバロールやヴロックの群と対決、これを撃退。次々と殺到するデーモン達を倒していく。
 生け贄目的で誘拐されていた魔術師達をも助け出し(ここでナワル、おばばさまを救出)、皇帝の遺体を奪還、脱出した。
 帰還後皇帝を蘇生させようとするも、失敗。どうやらその魂は、ベルグークに握られているらしい。
 ベルグークの力を削ぎ、皇帝の遺体を取り返したカクランだが――クエストを完遂して国に帰るためには、さらなる難関を越えなければならないようだ。

デーモンの宝物庫


NPC…皇帝ヴェルナー 神聖帝国を治める14レベルパラディン。ベルグークに拉致され、隠し砦で死体で発見されることに。
    皇女ブリュンヒルデ ヴェルナーの娘。神聖帝国は禅譲で皇位を継承するため、彼女が次期皇帝になるとは限らない。
    大司教ティベリウス 帝国の実力者。長く病床にあったが、突如表舞台に現れる。PC達は彼に疑惑の目を向けているが……
    クラクストス 物質界・陽界・陰界を行き来するデーヴァの戦士。濃い・暑苦しい・意外にHPが少ない・でも特殊能力いっぱいと、変に目立った。
    フェリーナ 雌ゴブリンに化けてスニーキットの妹を名乗ったり、ニンフのアルミナに化けたりと、七変化で登場。
    ベルグーク 巨大なサイズのバロール。近年復活し、精霊王イグニオスや、魔法神ゼンケルと同盟関係にあるらしい。

メモ…カクラン追放前後に、帝都にニュースが入る。
   西の軍事国家・イゼルマイア法帝国から、中央地域に向けて大船団が出発したらしい…………
 
次回予告 大平原の西海岸を埋め尽くす、イゼルマイア法帝国の大船団!!
軍神コーネイザによる鉄の規律で動く大軍団は、ゴブリン巨大部族「ブロークンファング」と激突した!

人間・ホブゴブリン・巨人・人造・デビルなどの混成によるイゼルマイア法帝国軍は、たちまちゴブリンを圧倒。
彼らの本拠地である「ゴボロンド(別名:ソルゴーの大穴)」における攻城戦に突入した。
数日後、各地に知れ渡った知らせは「ゴボロンド陥落、ゴブリン皇帝ゴボボッド=アイアンフェイス戦死」の報であった!!
そしてゴボボッドを討ち取ったのは、ドラゴンに騎乗したブラックガード・ゼーヴァ=ザ=ベトライヤーだったと言う!

ブロークンファングを破ったイゼルマイア軍は、大平原の諸部族連合への侵略を開始する。
再び危機に晒されるロンダーヌ族の土地。各地に流出する難民。
そんな中、PC達の城を訪れたのは……あの「海の王」マルヴォスカスであった。

マルヴォスカスに導かれ、PC達は巨人戦争の遺跡へと向かう。
そこには、大平原支配の鍵を握る、太古のアーティファクトがあるのだ!!

2003.6.28 巨人の遺跡・ソルゴーの城
入手XP:1775
非参加PC収入:2500GP

【参加者】
スニーキット(Captain.Y) 
ボルグライド(塩) 
カクラン(a) 
シャルクー(9) 
ドムル(がち) 
セフィア(レイネ)
 イゼルマイア法帝国の侵略に揺れる、中央地域。
 かのロンダーヌ族も、部族の副将ダナッハの離反により、再び拠点ロンダーヌを失った。
 PC達の城には、海髭号で運ばれたロンダーヌの難民約400人が、ナワルと共に落ち延びてきた。
 PC達は難民を受け入れることを決め、城の整備を行う。(城の周囲に木の城壁・テント街の周りに土塀・雇い人増強)

【マルヴォスカス訪問】
 かつてPCらが助けた嵐巨人・マルヴォスカスが、内海の城を訪れた。
 嵐巨人の神セストラの神託によると、法帝国が巨人族の負の遺産を狙っているらしいのだ。
 巨人戦争時代に大平原を支配した雲巨人・ソルゴー。そしてソルゴーが使ったアーティファクト『Orb of the Cloud Tyrant』。
 大平原の天候を自在に操るオーブがイゼルマイア軍の手に落ちれば、大平原が征服されてしまうことは間違いない。
 マルヴォスカスから、オーブを破壊するためのアーティファクト『Spike of the Storm Lord』を渡され、PCは天空を彷徨う遺跡・ソルゴーの城を目指す。
 情報収集と装備調達を終えたPCは、マルヴォスカスが用意した魔法の地図を使い、ソルゴーの城へとテレポートした。

【ソルゴーの城】
 二千年前の遺跡はすでに崩壊して、高空を浮遊する岩塊群と化していた。マスフライを使って探索を行うPC達。
 イゼルマイア軍のホブゴブリン兵、ゴボロンドからポータルで逃げ込んでいるゴブリンらから情報を収集。
 ドラゴンに虐殺された巨人達の骨が投げ込まれた穴蔵では、ボーンジャイアントを倒し、わずかな宝を手に入れる。
 やがて全面がフォースで構成された、オーブを護る空間にたどり着くが、PC達はディスインテグレイトを持ってきていてない事に気付く。
 そこへゼーヴァら悪の冒険者パーティー(イゼルマイア特殊部隊)が現れ、フォースの一部をディスインテグレイト、内部へと侵入した!
 PC達は急ぎモモツラを呼び、同じく壁の一部を破壊する。だがその頃には、ゼーヴァがオーブの支配権を得てしまっていた。
 強風が吹き荒れ、稲妻が落ちる中、PCらはオーブを破壊すべく突入した。
 セフィアが、スパイクをオーブに刺すことには成功するも、オーブ破壊にはそれを1分間保持しなければならない。
 高レベル召喚師とモンク、そしてラストドラゴンに乗ったゼーヴァとの戦いは、困難を究める。
 そしてついに、ラストドラゴンの顎に捕らえられているセフィアを、ゼーヴァのシミターが貫いた!
 セフィアが死亡、エルンストが瀕死となった時点で、PC達は撤退を決意。転移魔法で脱出した。

【大平原の運命】
 イゼルマイア法帝国による天候支配は、大平原に大打撃を与えた。
 降り続く嵐により、白炎砦はぬかるみ、土砂崩れを起こし、ついに崩壊。大量の諸部族が帝国に捕縛され、難民が中央地域の各地に流出する。
 帝国はソルゴーの城を新たな要塞に増築&改築し始め、大平原には恐怖の支配が敷かれようとしている。
 次に狙われるのは、カラド=ドラム王国か、ゲルトガング神聖帝国か。
 そしてPC達の命運は……!?

天空遺跡到着 召喚合戦!


NPC…マルヴォスカス 久々の登場。炎の島の炎巨人達が勢力を増しているらしく、すぐに自らの城へと帰還してしまった。
    ダナッハ ロンダーヌ族の副将(部族守護者のナワルとは、ライバル的な地位にあたる)。帝国へ寝返った理由は不明である。
    ギルフ 倭閣大陸より帰還、現在内海の城の沖に停泊中。今回は珍しく人助け。
    スプリナ 魔獣の森に住むニンフ。久々の登場。ラストドラゴン対策を捜すセフィアらに、アイアンウッドの魔法を提供した。
    ゼーヴァ 異世界Acheronより帰還、イゼルマイア法帝国軍の先鋒としてPC達の前に再来した。
          ファイヤーボールやブレスを避け、セフィアへの命中打は全てクリティカルと、尋常でない能力を見せつけた。
    ラストドラゴン Acheronに住む、多元宇宙でも最悪クラスのドラゴン。あらゆる金属を錆びさせるブレスを吐く。
    オモデウス イゼルマイア帝国の軍事魔術師。War Magicの使い手。強力な召喚師でもあり、高速召喚能力でPC達を苦しめた。
    ガイシン=ウー 傷山毒手拳の使い手。ボルとの一騎打ちにもちこまれ、その脅威を発揮しきれなかったようだ。
次回予告 赤竜の城塞〜ソルゴーの城に至るミニシリーズ「中央地域動乱編」はこれで完結。
拠点を手に入れたPC達ではあるが、中央地域の混乱は甚だしい。
敵はイゼルマイア法帝国だけではない。
デーモンプリンス・ベルグークが、精霊王イグニオスが、物質界への侵略を狙う。
カバル・オブ・ザ・デッドも潜伏を続け、イリシッドも太古の闇で蠢いている。
灰色のビホルダー達はどこから来たのか?
ゴルティラクスが捜す地獄竜・アナセモーズの行方は!?

悪の勢力に呑み込まれようとする惑星ネラスを守るため、冒険者達はさらなる試練に挑む!


次回以降より再び「世界編」。冒険の舞台はさらに拡がります。

2003.9.7 再戦! 赤竜の城塞
入手XP:4452
参加PCの最終山分け金額:9259.25GP

非参加PC収入:8000GP
本拠地使用PC共同支出:△2295GP

【参加者】
スニーキット(Captain.Y) 
ボルグライド(塩) 
カクラン(a) 
グラン(9) 
ドムル(がち)
シエン(ざんじ)
ナワル(小六)[途中参加]
 大平原が陥落し、窮地に陥ったPC達の本拠地。
 金竜ゴルティラクスは、城の「プレーンシフト機能」を復活させ、最悪の事態に備えることを提案する。
 短期間・低コストで機能を回復させるためには、往事の城の一室に埋め込まれた、魔法の建材一式が必要だ。
 しかし、その部屋を含む城の半分は、赤竜グレナスに占拠されたまま、いまだアストラルプレーンを彷徨っている。
 目的の部屋を奪還し、レッドドラゴンとの決着を付けるため、PC達はアストラルプレーンへと赴く。

【セフィアの幽霊騒動!?】
 出発の準備を整えるPC達の耳に、城下町の騒ぎが飛び込んできた。「セフィアの幽霊が、街で買い食いをしている」らしい。
 城門を出たPC達が出会ったのは、まさにセフィアと同じ姿をした女性であった。
「ゴルティラクスはどこだ?」と尋ねる女性。
 その正体は、セレスチャルでも最高位の大天使・「ソーラー」のヴェレオーリアだった!
 ヴェレオーリアの目的は、以下の3つであった。

・女神ラトの命により、セフィアの死の経緯を調べる。
 (セフィアの仲間にすぐ会えるよう、セフィアに化けた……らしい)
・グレナスがデビルと同盟し、善のドラゴンの卵を用いた邪法を使おうとしている……という予測の真偽を確かめる。
・大平原の戦乱において、無辜の女子供に被害が出ないよう、影ながら助ける。

 ヴェレオーリアの依頼を受け、PC達はグレナスの調査とドラゴンの卵奪回を約束した。
(成功報酬:善のドラゴン達からの宝石。任務の正否に関わらない報酬:セフィアへの「トゥルー・リザレクション」の使用)

【銀色の空間】
 プレーンシフトでアストラルプレーンへ赴いたPC達は、100時間近く彷徨った末、ようやく城塞へとたどり着いた。
 城の基部であった岩塊。その中には、ドラゴンも出入りできる巨大な洞窟が広がっていると思われる。
 魔法による偵察の後、PC達は城塞洞窟に突入。
 初めに遭遇したのは、棘だらけの体を持つデビル・ハマチュラ4体であった。
(そのうち一体は、なんとグランが冒険者になる理由を作ったハマチュラ、ググレナゴスであった)
 救援に駆けつけたナワルによって、ググレナゴスは再び両断。ハマチュラ達は撤退する。
 城塞の居住区から駆けつけた処刑人夫妻とフレッシュイーターも倒し、PC達は探求を続けた。

【グレナス出現】
 巨大な縦穴の縁で、宝箱の罠を作動させてしまったPC達。爆炎と爆発音が辺りに拡がる。
 それを聞きつけたのか、縦穴の闇の中から飛来したのは、赤竜グレナスとドラゴン型のヒューマノイド(ドラコニアン)、
 そしてティラナのクレリック達であった!

 パーティーは縦穴の空中で陣形を組み(註:アストラルプレーンには重力が無い)、ドラゴンを迎え撃つ!
 スニーキットとドムルは召喚魔法での戦力増強を狙うが、詠唱中に縦穴を炎のブレスが焼き払う。
 二人とも集中に失敗し、すぐさまグレナスとの接近戦が始まってしまった。
 3体のドラコニアン達はそれぞれに能力の違いを見せるが、PC達の魔法・弓・近接攻撃で徐々に倒れていく。
 一方グレナスに対しては、魔法でフル強化されたナワルが立ち向かっていた!
 ナワルのグレイブがクリティカルヒットし、グレナスのHPを削る。
 対するグレナスは、噛みつきから始まる6連撃で猛攻!
 しかし特技と魔法で凄まじいACになったナワルは、噛みつき以外の全攻撃を防いでしまう!

 周囲の手下達を倒し、PC達の攻撃はグレナスに集中していく。
 思わぬ攻撃の勢いに、撤退のチャンスを見逃したグレナス。
 そこに、ナワルのPower Criticalが一閃!!! ついにグレナスの首が宙を舞った!
 だが同時に、グレナスの断末魔の必殺技・Final Strikeが発動。
 炎と光線が城塞を揺るがし……カクラン・スニーキット・エルンストの3人が、ドラゴンの道連れとして力尽きてしまった。

【英雄の城再生】
 絶大な神力を持つヴェレオーリアの助けにより、セフィア・カクラン・スニーキット・エルンストの4人は、
 トゥルー・リザレクションで生き返ることができた。(多大な量のダイヤモンドを消費したが……)
 また、グレナスを倒して善のドラゴンの卵を回収。卵からドラコニアンを産み出す儀式は、達成されなかった。

 内海の城には、プレーンシフト機能が復活。周囲のテント街ごと次元移動する程の力を取り戻した。

 ひとまず体勢を立て直したPC達。新たな戦いは、間もなく始まる。

銀色の世界
アストラルプレーン
グレナス登場


NPC…ヴェレオーリア 通称ベル。身長2.7m、黄金の肌と凄まじい筋肉を持つ大天使。Chaotic-Goodのためか、気さくな性格だった。
    ググレナゴス 「内海の最終決戦」以来の再登場。グランに怨みを晴らそうとするも、また真っ二つになって死亡。
    ホスカルド 処刑人・旦那。ウェブを浴びた所を集中砲火され、あっけなく倒れる。
    インゲン 処刑人・妻。降伏して物質界への追放を受け入れるが……ドムルの魔法が失敗。水の精霊界へ飛んでいった(合掌)。
    グレナス 邪竜アナセモーズの遺産を追っていたレッドドラゴン。遺された秘術を発見するも、達成前にPC達に倒された。
    ドラコニアン達 善のドラゴンの卵から産み出される、邪悪な兵士。保存状態から覚醒し、グレナスに従っていた。

メモ…善のドラゴンの卵からドラコニアンを産み出す邪法は、アナセモーズが遺したものであった。
    グレナスは倒され、その知識は一応葬られたかと思われるが……
    ディスミサルで別次元に飛ばされた、敵の生き残りも存在している。(ティラナのクレリック1人(物質界)ドラコニアン1体(地獄))
次回予告  アストラルプレーンでの決戦を経て、力を取り戻したPC達。
 そこへ、アーケンオーダー学長・サグラモールよりのメッセージが届く。
 物質界全土を襲う数多の危機に対抗するため、善の勢力を結集しての会議が行われると言う。

 デミプレーンで行われる巨大会議には、PC達にも懐かしい顔が揃っていた。
 様々な情報と提案を経て、PC達は次なる冒険の舞台を決定する。

(ネットなどを通じて、パーティーの今後の進路を決定するミニイベントを行います。)