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セッションの記録 Session Records
ここでは、『ネラスキャンペーン』で行われたセッションとシナリオの内容を紹介します。
(第二部・Cabal of the Dead 編その2)
マイノガルフ包囲戦 > 地獄の峡谷ラスティバレー > 青銅の湖 > ミスラル採掘行 > ハキーム復活 > ネクロポリス浮上 >

戦いの海 > ジャングル踏破 > 決戦! オーワードヘル(前編) > 決戦! オーワードヘル(後編)
2002.1.27 マイノガルフ包囲戦
参加キャラXP:1587
非参加キャラXP:952

【参加者】
カクラン(a) 
セフィア(レイネ) 
セイクリアン(がち) 
ボルグライド(塩) 
スニーキット(Captain.Y) 
シンノスケ(一部)(Q) 
シャルクー(9) 
ナワル(小六)
 帰還する海髭号は、途上の港町ミロネッツォで、オイディム神殿よりセイクリアンとスニーキットを預かる。
 目的地は神聖帝国領内のオイディム寺院・ビネイ。護衛のナワルも一緒だ。
 帝国の首都・ブレイハーフェンに到着したカクランは、皇帝に謁見し、司教の位を授かる。
 さらにペルラオスの右手破壊の命も受けたカクランは、セイクリアン・スニーキットの目的地へ同行し、文献を探すことに。
 だが道中、ドワーフと共生する山岳の都市・マイノガルフが、ゴブリンの巨大部族ブロークンファングに包囲されていることを知った一行は、
急遽目的地を変えマイノガルフへと向かった。
 包囲を突破し街に入ったPC達は、トンネルから敵本陣を奇襲する作戦に協力することに。
 現地の指揮官を簡単に倒したかと思われたが……そこを、”ゴブリンエンペラー”を僭称する、ゴボボッド=アイアンフェイスが奇襲。
 拡散した戦線を挟撃されたPC達は、ついにブロークンファングに捕らえられてしまった……!

NPC…ヴェルナー=フォン=ゲルトガング 神聖帝国皇帝。高レベルパラディンであり、前皇帝から禅譲を受けた、叩き上げのナイスガイ。
    ティベリウス 神聖帝国大司教。最近病の床に着いているらしい。
    ロドリゴ ミロネッツォにある、オイディム大神殿の大神官。
    ゴボボッド=アイアンフェイス 強大なゴブリンの族長。マジックアイテムで身を固め、怪力とスピードでPCを苦しめた。
次回予告 ここは、オークの哭く街ラスティバレー……
奴隷として強制労働を強いられるPC達に、明日はあるのか!?
果たして奪われたアイテムは返ってくるのか!?
かつてないサバイバーなシナリオ予定。全滅しないように気を付けましょう。

2002.2.24 地獄の峡谷ラスティバレー
参加キャラXP:2300
非参加XP:1380

【参加者】
カクラン(a) 
セフィア(レイネ) 
ボルグライド(塩) 
スニーキット(Captain.Y) 
シンノスケ(Q) 
シャルクー(9) 
ナワル(小六)
 ゴブリン皇帝ゴボボッドに囚われた一行は、装備の一部を奪われたうえ、ゴブリン達の囚人収容所へと送られることとなった。
 赤茶けた峡谷に囲まれたその鉱山街は、地獄の谷底ラスティバレー。
 谷の支配者ゴボリアスと、魔術師ワッキーガットに全ての装備を奪われ、PC達は奴隷として銀鉱山で働かされる。
 ナワルは家族や部族の者達と再会。またPC達もそれぞれに、囚われているNPC達と協力関係を結んでいく。
 そしてついにある明け方、枷を外し武器を取り、PCと奴隷達は叛乱を起こした!
 ひとたび武器や呪文を取り返したPC達は圧倒的な強さでゴブリンを制圧。幹部ゴブリン達をも皆殺しにして、ラスティバレーを解放したのだった。

NPC…ゴボリアス トロール並の巨体の肥満ゴブリン。笑い声は「ごっぶっぶ」。盲目・転倒の状態で袋叩き死、シンノスケに首を取られた。
    ワッキーガット スニーキットの兄弟子。PC達のスペルブックを嬉々として写すも、カクランが召喚したセレスティアルベアーに寝込みを襲われ熊死。
    スガット&ベガット 奴隷監督の鞭使いコンビ。結構愛嬌のある所も見せていたが、Hold Personの後にクーテグラ&熊テグラ死。
    ナホル ナワルの父にしてロンダーヌ族評議。高いComonnerレベルを持つ、頼れるお父さん。
    ナル ナワルの妹。セフィアと仲良しに。
    ゼル セフィアの騎馬。今回のシナリオでHalf Dragonとして覚醒。色はまだ発現せず。
    Celestial Bear 「デュラン様の命によりー、悪を食い殺ちゅくまー」

2002.3.31 青銅の湖
参加キャラXP:3790
非参加キャラXP:2274
非参加キャラ収入:2000GP

【参加者】
カクラン(a) 
セフィア(レイネ) 
ボルグライド(塩) 
スニーキット(Captain.Y)
セイクリアン(がち) 
シャルクー(9) 
アイヴェリオス(ざんじ)
 ラスティバレーを脱出した一行は、諸部族が集まる要塞・白炎砦を目指す。
 途中バージェストの追撃を受けるもこれを追い返し、砦に到着。カクランらは諸部族長の会議に出席した。
 席上でカクラン達は、ドルイド・オールドグラスから湖のブロンズドラゴンの伝説を聞かされ、ドラゴンの助力を得るための使いをすることに。
 南のハーフリング集落・ブロンズヒルにたどり着いた一行は、その地が謎の3人組とエティンの群に脅かされていることを知る。
 さらには、一行が出会った一頭の小熊が、実はブロンズドラゴン・ベニオンであることが判明した。
 ベニオンを熊の姿に封じ込めた3人の魔女を倒し、彼女らが持つマジックアイテムを破壊するため、PC達は眠り沼へと向かった。
 眠り沼の奥地にあるは、かつてドラゴリッチ・ヴィモーゼンが巣立ったという竜の巣穴。
 激戦の末にエティンと魔女達は倒され、元の姿に戻ったベニオンはPC達への協力を約束したのであった。

NPC…ベニオン Adult Bronze Dragon。500年前にガルマゼルと戦ったビュネオスの子。
    ブルム=レッドアイ 白炎砦を治める諸部族の代表格。レッドベア族の首長。
    ビル ハーフリングの行商人。村への帰り道にPC達と同道し、道案内を務めた。
    ドルセン ドワーフの採掘師。ミスラル掘りの探検にPC達を誘う。
    フォルナ 泉に住むニンフ。ニンフ連絡網のメンバー。かつてPCが倒したGreen Hagバヤーグの復活を伝えた。
    ペルビー=ピータセン ビュネオスと戦った勇士・ピータセンの子孫。未熟ながらも眠り沼に同行した。
    バヤーグ・ジーマ・ブンゼン ヴィモーゼンの遺産を使い、ベニオスを熊に変えた3人のHag。
次回予告 持つ者に強大な力を与える「まことの銀」ミスラル。
地の底深く古傷峡谷を降り、ドワーフ達はミスラルの鉱脈を求める。
闇の地底世界に潜むのは、何者か!? マグマに沈んだヴィモーゼンの魂は眠り続けているのか!?
手に入る限りのミスラルを持ち帰り、ブロークンファングとの決戦に備えるのだ!

2002.4.21〜28 ミスラル採掘
入手XP:1992
収入:無し

【参加者】
ドムル(がち) 
セフィア(レイネ) 
シャルクー(9) 
スニーキット(Captain.Y) 
リンダ(ざんじ)
 ベニオンを連れて白炎砦に帰還したPC。折しも諸部族連合ではロンダーヌ解放戦が始まり、PCの一部(欠席者など)はロンダーヌへ向かった。
 残りのPCはリンダと合流。以前からの約束通り、採掘師ドルセンのミスラル採掘冒険に同行することとなった。
 荒野で陸鮫ブレイを倒し、古傷峡谷へ。長く険しい断崖下降を経て、ミスラルの眠る横穴へと入る。
 しかし洞窟内では、アンバーハルクの襲撃やエレメンタルとの遭遇、さらにはディープドラゴンの襲撃と危険が相次ぎ、
 思うように鉱石を集めることができない。
 さらには、高純度のミスラルを勇んで掘っていたドワーフ達が、岩の中に隠されていた「ペルラオスの目」を掘り出してしまった!
 それを手にしたドムルはGeasをかけられ、「目を右手に会わせ」なければ、命が危うくなってしまうことに。
 さらに、ペルラオスの目の解放に呼応するように、マグマの中から邪竜ヴィモーゼンの声が響く。『それは……私のものだ!!』
 噴き上がる溶岩、崩れる岩の橋。PC達はかろうじで洞窟を脱出し、古傷峡谷を後にしたのであった。
 しかし、目覚めた災いはあまりにも大きい。

2002.4.28 ハキーム復活
入手XP:1181
収入:無し

【参加者】
ドムル(がち) 
セフィア(レイネ) 
シャルクー(9) 
スニーキット(Captain.Y) 
リンダ(ざんじ)
カクラン(a) 
モモツラ(フジヤマ) 
(終了直前にボル(塩))
 古傷峡谷から脱出したPC達は、峡谷の異変に気付いてやって来た、ベニオン&カクランと合流する。
 ヴィモーゼン蠢動の報を聞いたベニオンは、他のGood Dragonsと相談するために、飛び立つ。
 PC達は白炎砦の帰途につくが…
 その途上、かつて出会ったサキュバス・フェリーナと、それを襲うAbyssの人造デーモン・リトリーバーに遭遇する!
 リトリーバーを倒したPC達に、フェリーナはいくつかの情報を与えた。
 Abyss勢力が、ペルラオス復活に警戒していること。PC達を援助/抹殺しようとする多様なデーモンがいること。
 さらには、ペルラオスの右手がすでにブロークンファング族から奪われ、何者かに持ち去られたこと。
 白炎砦に戻ったPC達は、ブロークンファング首都・ゴボロンドでの大火災の噂なども耳にする。
 諸部族会議では、やはりペルラオスの目を持ち込んだことは歓迎されず、PC達は今後の方策を相談。
 そこにモモツラ・ハンスじいらが合流。これまでずっと調査を続けていたモモツラは、かつて倭閣へのペルラオス侵入を防いだ術師・
 ヨレミツの著書『幣王五恨(へいおうごこん)』に、ペルラオスの遺品を破壊する手がかりがあるかも知れないと告げる。
 また、ハンスじいが持参したエルトワージュ姫の手紙には、古文書が大量に保管された王立図書館の情報が記されていた。
 だが、出発を前にしたPC達に、不穏な影が迫る。
 未明に宿屋を襲ったのは、倭閣の鼠人間・ネヅミの忍者達と、滅んだはずのリッチ・ハキーム!
 狡猾な奇襲に苦戦するPCだが、ある程度の抵抗が成ったと見るや、ハキーム達は退却してしまった。

NPC…ハキーム ピラミッドアタックで滅んだはずの、大神官。(かつてのシナリオでは、PC達はフィラクテリーの存在を知らなかった)
    ネヅミ忍者 3人組の忍者。凄まじい体術を身につけ、機動力でPC達を圧倒した。
    ヨレミツ 1000年前の倭閣の術師。ペルラオスの倭閣侵略をかろうじで防ぎ、その後ペルラオスに関する本を著した。

2002.5.26 ネクロポリス浮上
入手XP:2300
収入:200GP
ミスリルインゴット25lb

ドムル(がち) 
セフィア(レイネ) 
シャルクー(9) 
スニーキット(Captain.Y) 
シンノスケ(Q) 
カクラン(a) 
 ハキーム達を退けたPC達の前に、神聖帝国の異端審問官・ゲント=モルトバルトが現れる。
 本国での審問を求められ、窮地に陥るカクランとリンダだが、ペルラオス事件を正直に報告することで、どうにか送還を免れた。
 翌朝、街を突如魔法の霧が覆う。周囲から迫り来る、巨人戦争時代のスケルタルジャイアント。
 さらには街の南方に、あり得ないことに巨大なネクロポリスが出現していた!
 霧は上空でハキームの顔に変わり、PC達にネクロポリスに入るよう、街全体を脅迫する。
 スニーキットの知識で、それがカバルの伝説の移動要塞『モビル・ネクロポリス』であることを知ったPC達は、
 それでも街の混乱を止めるため、ネクロポリスに突入。内部を調査し、カバルに従う傭兵らと交戦した。
 最奥の部屋に待ち受けたのは、ハキームと、新たなカバル大幹部・ゼビーアとメゾキエルの3人。
 魔法で密閉された部屋の中で、クレイゴーレムと戦うPC達。
 その最中、ハキームが持つ右手の呼びかけに呼応し、ドムルの持つ左目がハキームの手元に飛び去ってしまう!(ドムルGeasから解放)
 左目を奪ったハキームは、PCを始末するべく、ネガティブエナジープレーンへと吸い込む魔力の大渦を部屋に出現させた!
 現世と陰界に引き離されつつ、部屋でクレイゴーレム、エナジープレーンでメゾキエルと戦う各人。
 苦闘の末に、クレイゴーレムはシャルクーの炎で燃え尽き、メゾキエルもガスとなって異次元の闇に消えた。
 プレーンに異変が起き、PC全員は新たな渦に飲み込まれ、現世へと吐き出される。そこは、洞窟都市ローグスパックの外れであった。
 再びギルフと海髭号に合流したPC達。ギルフの情報網と、訪れるPC・NPC達が、現状を知らせる。
 ネクロポリスは再び地中に没してどこかへ移動中。その目的地は、おそらくジャングルにある地獄の寺院・オーワードヘル
 かの『幣王五恨』は、かつて探検家によってその地で失われており……
 さらには、巨大な骨のドラゴン(ヴィモーゼン!?)までもが、ジャングルを目指して各地の上空を通過中だと言う!
 目的地は決した! 英雄達とその仲間を乗せ、再び海髭号の航海が始まる。目指すはパケスプルジャングルの奥地、オーワードヘル!

NPC…ゲント=モルトバルト ハーフリングの異端審問官。言動に嫌みが混じるが、基本的にはローフル=グッドの模様。
    ゼビーア カバル大幹部として現れた二人目のリッチ。その力は未知数。
    メゾキエル 自称"死の天使"、戦士系のヴァンパイア。大鎌でPC達を苦しめたが、セフィアの剣で斬られ、ガス体となって陰界に消えた。
    ギルフ=ワバク 東方から来た冒険商人ドワーフ。巨大冒険船『海髭号』の持ち主。悪いヤツではないが、金にはうるさい。無類の珍奇好き。
    エルトワージュ=エンンガム Psionic能力を持つ、エニンガム王国王女。身につけたテレポートで、無理矢理海髭号に合流。
    カルロ=モンテレオン 150年ほど前の高名な探検家。『幣王五恨』を手にしたままオーワードヘルに向かい、消息不明となった。
    アルミナ ニンフ連絡網の一員であるニンフ。各地のヴィモーゼン目撃情報を知らせるべく、海髭号に合流した。
設定…モビル・ネクロポリス ペルラオスが創り出した機動要塞の一つ。ネクロポリスが丸ごと地中を移動、都市を強襲する。
    インプロヴィッソ傭兵団 カバルに雇われていた傭兵達。Evilな仕事も引き受けるEvil傭兵団。幹部クラスの正体はまったく不明だとか。
    オーワードヘル 神となったペルラオスを奉じていた巨大寺院。内部には、殉死したカバル信者のアンデッドが詰まっているらしい。

2002.6.28 戦いの海
入手XP:4472
収入:6756GP

【参加者】
グラン(9) 
ボルグライド(塩) 
スニーキット(Captain.Y) 
セフィア(レイネ) 
カクラン(a)
 パケスプル・ジャングルへと航海を続ける海髭号。
 その航路で、PC達は海の悪魔サハギンの王女・メルティスを救助した。
 メルティスの護衛・サナリアも合流し、二人は自分達の使命を語る。
 この海域を治めるサハギンのバロン(男爵)・ギョラが、怪しいアンデッド使いと通じているという。二人はその調査に来たのであった。
 サハギンの一部がカバルに通じているのかと、不審を抱く一行。
 案の定、やがて航路に巨大な渦巻きが発生し、海髭号の航海を遮り始めた。
 海底へと調査に向かうPC達とメルティス達。ダイアシャークやエレメンタルを退け、渦巻きの発生源である洞窟へと侵入する。
 内部には、サハギンとギョラ、そしてカバル幹部ゼビーアが待ち受けていた。
 ウォーターエレメンタルプレーンへの門を開き、海髭号を完全に沈没させようとするギョラ達。
 水没した洞窟内での激しい戦いの末、PC達はギョラを捕縛。ゼビーアはテレポートアウトし、海髭号は無事航路へと復帰した。
 メルティスらはセフィアの説得で海髭号に残ることに。彼女らが教える海流に乗り、海髭号は快速でジャングルへと向かう……

NPC…メルティス=メルト=メルト サハギンのミュータント・マレンティの娘。一帯の海底を支配するサハギン王国の王女だが、出生ゆえに疎まれ、領地の監査役に。
    サナリア 同じくマレンティの女戦士。メルティスの護衛として同行する。
     *マレンティ:海エルフとそっくりな姿で生まれてくるサハギン。100体に1体ほどの割合だと言う。サハギン風に見える魔法の鎧を身につけている。
    ギョラ 四本腕のサハギンバロン。魔法まで使いこなす。捕らえられるが改心せず、海髭号の船底水牢に。


2002.8.25 ジャングル踏破
入手XP:2541
収入:250GP

【参加者】
パトリック(がち)
グラン(9) 
リンダ(ざんじ) 
カツキ(小六) 
ボル(塩)
スニーキット(Captain.Y) 
セフィア(レイネ) 
シンノスケ(Q) 
カクラン(a)
 ついにパケスプル・ジャングルに上陸した一行。
 ジャングルの村々では、ギャスト達によって住人が拉致され、オーワードヘルへと連行されていた。
 村人救出と情報収集を同時進行するために、パーティーを2分し、PC達はジャングルを進む。
 ニンフ・ルナルナが住む聖なる台地に向かったセフィア・ボル・カツキ・スニーキット組は、途中子象を
 襲うギラロンと遭遇。ギラロンを倒し、一頭の象が仲間に加わる(アルミナのアニマルコンパニオンに)。
 ルナルナと面会した一行は、ペルラオスの破片を封じるアーティファクト・エンブレイス=オブ=ネイラスを託された。
 一方、次の村を目指していた残りの面々は、黄昏にグリーンドラゴンの襲撃を受ける。
 強烈な先制迎撃を受けてドラゴンは逃走。しかしそこへ、急ぎ合流しに来たセフィア組が到着。ドラゴンは倒された。
 最後の村も無人であることを知ったPC達は、ついにオーワードヘルへと通じる峡谷へ向かう。
 遺跡・スカルピラーの下で、ゼビーアやネヅミ忍者、ガルガンチュアスケルトンが迎え撃つ!
 激戦の末、ネヅミ2体とスケルトンらは倒れ、ゼビーアは撤退。ついにオーワードヘルへの道が開かれたのであった。

密林を行く 聖なる台地 無人の村 スカルピラー セフィアinジャングル

NPC…アルミナ 今回、レンジャーのクラスを持つことが判明。道案内したり象を友達にしたりと活躍。
    ルナルナ ネイラスのクレリックであるニンフ。泉でPCらと会い、情報とアーティファクトを託す。
    ゾゾ アルミナの友となった若い牡象。(命名スニーキット) 最終決戦で巨大スケルトンに格闘を挑み、一行を助けた。
    チェケリトク&キリシスケ ネヅミ忍者のうち、武器が爪と手裏剣の二人。名前が判明したのは死んだ後だった。

設定/情報…エンブレイス=オブ=ネイラス 内部にペルラオスの破片を封じることができる、マイナーアーティファクト。
         ヴィモーゼン 解放されたのは魂のみで、オーワードヘルに眠る予備の肉体を目指して移動中…との予測。

2002.9.29
 決戦! オーワードヘル(前編)

入手XP:5411
収入:2500GP

【参加者】
パトリック(がち) 
グラン(9) 
リンダ(ざんじ)  
ボル(塩)
スニーキット(Captain.Y) 
セフィア(レイネ)  
カクラン(a)
 スカルピラーの通路を抜け、一行はオーワードヘルの前へと出た。
 その目前で、ブラックドラゴンを倒しつつ現れたのは…マスターモンク・ラオフェン師。
 ラオフェンからいくつかの情報をもらった後、一同はベースキャンプ設営に入る。
 テレポートによって各地を移動し、資源や人員が次々と合流。(エルンスト参加)
 ついに、オーワードヘルの攻略が開始された。
 人喰いハーフリング・フレッシュイーター族を倒し、モマ村の村人達を救出。
 回転回廊の罠の中でスペクターに襲われ、一時退却するも、ルナルナの泉の水でネガティブレベルを回復、再度の挑戦で撃破。
 次に出会った謎の天才・Dr.ダンテからは、なんとか情報を引き出すことに成功する。
 戦いは最深部へ。魂を捕らえるアンデッド・デボアラーを倒し、拷問室で探検家カルロの死体を発見。
 Speak With Deadを使い、『幣王五恨』の在処を突き止めた! 『幣王五恨』を手に入れ、一時解読に時間を使うPC達。
 さらにその奥、ペルラオスの礼拝堂で、パトリックがPortal(テレポート門)を起動する鍵を発見!
 しかしそれに呼応するように、巨大な血のエレメンタルが出現する! その迫力に、一時戦線を乱すPC達。
 追い打ちをかけるように、Portalからはゼビーアが出現。挟み撃ちされた状態で戦闘が続くことに。
 リンダの勇気ある行動で、血のエレメンタルに対しては戦線が形成される。いくつもの攻撃の末、Smite Evilでこれを撃破。
 一方ゼビーアは、PC達がエレメンタルを倒して集結を始めると見るや、大技「Maximized-Electricity-Ball」を放ち、撤退した。
 ここにオーワードヘル地上部は制圧され、Portalから繋がる地底部の攻略が始まるのであった!

水上回転回廊 Dr.ダンテの研究室 血の精霊出現

NPC…マスター・ラオフェン 流派・烈拳翔機の超達人。何かの使命があって、この地にいるらしい。カツキとザン=ツェンホーが弟子入り。
    エルンスト 色々と野性味を帯びて帰ってきた。(ClericとMonteRangerの兼業に)

設定/情報…ボルグライド 成拳道(Hensin Mystic)に目覚めたようだ。

2002.10.27 
決戦! オーワードヘル
(後編)

第二部・カバル編完結
入手XP:9427
収入:14000GP

【参加者】
パトリック(がち)
グラン(9)
リンダ(ざんじ)  
ボル(塩)
スニーキット(Captain.Y) 
セフィア(レイネ)  
カツキ(小六)
 Portalをくぐり抜け、ついにオーワードヘル地底部に侵攻する一行。
 まず待ち受けるは、「青魔術師ティム」率いる、インプロヴィッソ傭兵団本隊であった。
 イリュージョンと陣形、さらには村人の人質を駆使して、PCを止めようとする傭兵団。
 しかし、カツキ・ボルの二人が神速で戦線を突破、魔術師達を次々と倒す!
 血塗れになった隊長ティムを見て、オーガブラザーズが降伏・停戦を叫び、戦闘は終了した。

 そして最深部。奈落に浮かぶ大神殿の中で、カバルは村人を生け贄に捧げようとしていた!
 待ち受けるカバル幹部は、大神官ハキーム・リッチのゼビーア・死の天使メゾキエル。
 さらにAdvanced Mummy, Huge Mummy, Bane Dead, Fresh Eaters, Cultistと、大量の敵が行く手を阻む。
 飛び交う魔法とモンク、次々と起こる激しい接近戦。
 マミーはスニーキットのFire Ballで壊滅。ボルとカツキは一気に祭壇に近づき、Cultistから村人を救うと、ハキームと交戦を開始した。
 エルフ狩りの技術を学んだメゾキエルのクリティカルヒットで、危うくセフィアの首が飛びかけるも(StoneSkinの差で生存!)、
 体勢を立て直して、リンダとセフィアのコンビがメゾキエルを倒す。
 ゼビーアはMisleadをかけた状態でIce Stromを連発。PCを苦しめるが…幻影を見破られ、パトリックに火を付けられ、
 グランに矢を次々と撃ち込まれる。最後の抵抗、「Maximized-Electricity-Ball」でスニーキットと村人5人を殺すが、ついにボルのSearing Lightの前に倒れた。
 ハキームは魔法で巨大化、毒蛇の杖を振るって最後まで戦うが、PCに包囲されてついに倒される。

 カバル幹部は全て倒れたかに見えたが……その時、血の池の中から、復活途中の「プロト=ヴィモーゼン」が目覚めた!
 本来の力の半分も備えていないドラゴンの死骸……しかし今のPC達にとっては絶望的な強敵である。
 PC達は、ギルフ・エルトワージュ・メルティスらの助けを得て脱出。ラオフェン師が「一晩ヴィモーゼンを足止めする(!)」という神業を行う間、休息してスペルを回復する。
 (スニーキット、ハキームが持っていたTrue Ressurectionスクロールで復活)
 そして翌朝、ついにヴィモーゼンとの決戦! オーワードヘルを破壊して地上に現れる巨大なドラゴン!
 次々と放たれるSearing Lightの集中砲火。セフィア、ゼル、カツキが突撃し……ついに、リンダのSmite Evilの前に、ヴィモーゼンは崩れ去った!!
 PC達は改めてヴィモーゼンのPhylacteryを発見し、これをDisintegrateする。断末魔と共に、虚空に消えていくヴィモーゼンの魂。
 伝説時代の邪竜・ドラコリッチ ヴィモーゼンが、完全に滅んだのだ!!

vs傭兵団 地底大神殿 Wモンク突入 邪竜復活
■エピローグ

 現世の地獄・オーワードヘルは、ついに陥落した。
 邪竜ヴィモーゼンは、フィラクテリーを破壊されて完全に滅び、その魂は忘却の彼方へと消えた。
 死の天使メゾキエルもまた滅び、ペルラオスの右手と左目は、PC達の元へと返った。

・Wyrdstone発見
 その後海髭号の面々は、オーワードヘル最奥のヴィモーゼンの巣で、巨大な鉱石を発見した。
 類い希な魔力を放つその石について、ギルフは「Wyrdstoneというアイテムではないか」と言う。
 船を飛ばす力を持つ……という伝説があるその石を、ギルフは85000GPで買い受けることを提案した。

・サハギンとの別離
 海髭号へ一同が帰った後、サハギンの王女メルティスとそのお供サナリアは、海髭号を離れることを告げる。
 二人は、カバル壊滅を見届け、王国に報告するために同行していたことを明かし、謝罪した。
 陸に住む者を憎むサハギンの中にあって、PC達との協力を経験したメルティス。
 彼女は最後にこう言う。「いつか、サハギンも陸の者達と共に生きたい。危急の時には、また、助けて欲しい」と。

・カクラン凱旋
 カクラン、エルンスト、リンダ、グランは、封印を施したペルラオスの右手&厳重に保管した左目を持ち、
 神聖帝国の首都ブレイハーフェンへと凱旋した。
 二つのアーティファクトを持ち帰り、ヴィモーゼンを討伐した英雄達の帰還に、国民は熱狂する。
 しかしながら、まだペルラオスの破片を完全に破壊できたわけではない。
 右目と左手はブレイハーフェンで管理されるが、破壊のためのクエストは、深く静かに続く。

・モンク出航
 ボル、カツキ、ザンの3モンクは、クン=ツェン寺にてカバル討伐を報告した後、海髭号に乗って倭閣へと赴くことになった。
 ミロネッツォで補給を終えた海髭号に、ラオフェン師と共に乗船した3人は、新たな修行を求めて南方へ向かう。
 しばしの、別れである。
 なお噂によると、美しいニンフと一頭の象の姿も、甲板上にあったらしい。

・エニンガルドへ
 セフィアとゼルは、エルトワージュ王女に同行し、エニンガム王国首都エニンガルドへと凱旋した。
 王女とその騎士のヴィモーゼン討伐(誤解アリ)に、王国は沸き立つ。
 再び冒険を迎えるその日まで、セフィアとゼルは新たな訓練に励むのであった。
NPC…謎の老人 成拳道に目覚めたボルの、夢の中に現れた老人。ボルに教えを説き、教典とMonks Beltを託して消える。
    青魔術師ティム 派手な格好・髪型・しゃべり方のソーサラー。Counter Spellに特化した能力を持つ。インプロヴィッソ傭兵団所属。
    大神官ハキーム 完全装備で巨大化し、PCを苦しめる。
               HarmでHP完全回復…を狙った瞬間を、セフィアのHoly Swordが貫き、消滅。しかしPhylacteryは発見できず。
    ゼビーア 様々な魔法のコンボでPCと戦うが、ついに倒される。しかし同じく、Phylacteryは見つからなかった。
    メゾキエル Monte Rangerの兼業となり、さらに鎌の威力を増す。しかし棺を破壊され、ついに完全に滅ぼされた。

設定/情報…ゼル セフィアの成長に伴って成長。SnatchなどのFeatも身につけ、あきれるほど強くなった…