とある学園の卒業式

作:黄昏


ここはとある所にあるとある学園
今日は格クラスごとに決まった固まり方で固められる日
そしてその後に買手の人に買ってもらい
後日出荷される
これがこの学園の卒業式

Gクラス
「はーい それではGクラスの生徒はこっちの黄金水プールに来てください」
先生がそう言うと生徒は集まりだした
「では、ここで貴方達はこの型にはめ込みそして巨大ゴンドラの上に乗りそのまま黄金水の中へ入り
 黄金像になります。もちろん型にはめ込まない自然体でもかまいません」
先生は一通りの説明をした後
「では皆さんはここで制服を脱いでもらいます。
 もちろん脱がなくてもいいです」
そう言うと生徒達はお互いどうするか話あった
その後に制服を脱ぎ裸になる生徒や制服着たままの生徒に分かれた
そして裸のまま型に入る生徒と入らない生徒
制服用の型に入る生徒とそうでない生徒に分かれた
型に入らなかった生徒はゴンドラに乗り
型に入った生徒は別のゴンドラに乗せ
ガクン
とゴンドラが動き出し
生徒達は黄金水のプールの中へと消えた
5分後
再びゴンドラがプールから浮上してきた
そこにはただ立って固まっているものや互いにキスした状態のモノもいた
型に入っていた生徒もその型どおりに固まっていた
その後水洗いで綺麗にしてから展示室へと黄金像の生徒達は運ばれた

Fクラス
「では、F組の皆さんはこちらで衣服を脱いでください」
そう言われると生徒達は衣服を脱いだ
くいっ
生徒が服を脱いだのを確認した矢先先生はロープを引っ張った
ガコン!
と床が抜け生徒達は
ザパーン
と水の中へ落ち、その後いきなり流されついた場所は異様に冷えていた
「さ、寒い・・・・・・」
ガクガクと縮み困った生徒やお互い抱きしめあっている生徒
さっきの気絶している生徒もいた
そうしていると
「あ、ああ、あれ? か、体が動かない」
数分後生徒達はまったく動かなくなった
凍結したのを確認した先生は生徒達を落とさぬよう慎重に展示室へと運んだ

Sクラス
「皆さんにはこの泥の上で寝そべってもらいます。
 制服は脱いでもいいし着ていてもかまいません」
生徒達は次々と泥の中に入り寝そべった
中には制服を脱いだ生徒も
全員泥の中に入ったのを確認すると上から大量の泥を
ドバドバと流し込んできた
「うっ・・・・・・ぷっ!」
生徒達はいきなりの泥に驚き中にはむせる生徒もいた
「この泥は体や服に染み付いて最終的には石になります
 しっかり飲み込んどいてくださいね」
そう言い残すと先生はその場から去ってった
10分後
再び元の場所へ戻ると泥が乾いて石になっている生徒がそこにあった
苦しそうな顔をしている生徒なども見える
「ま、むせるなとか言っても無理な話か、これはこれでいい表情かな」
そう言うと防護服を身にまとい石になった生徒達を運び展示室へと赴いた

Bクラス
「はい、この部屋に入ったら衣服を脱ぐかそのままで〜もちろんここでもいいですよ
 次に好きなポーズを取ってくださいね〜一生そのままの格好なんですからね」
生徒達はワイワイと話を始めた
「では10分くらい時間を取るので速く決めてくださいね」
そう言うと先生はその部屋から出て行った
別室「モニタールーム」
「生徒達はどうかしら・・・・・・服を脱いでる生徒もいるわね」
モニターで確認してからすぐ近くにあったボタンを押した
そうすると急に緑色のガスが噴出しだし部屋は緑色のガスで充満した
しばらくした後にガスを抜き
再び部屋へと戻った
そこにいたのは緑色した像の生徒達だった
まだ時間がこないと主ってしゃべっている自然体の姿のまま
「やっぱしブロンズ像になるってわかってるモノより自然なブロンズ像のほうが
 何倍もいいよね〜」
そう言いながらブロンズ像の生徒達を展示室へと運び込んだ

続く?


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