Magic Girl Luna From Angel's Knight後編

作:Rui


海山市警

「う、う〜ん。」
目を覚ます愁
「…ここは?」
「目が覚めたか?愁。」
「剣。俺は?…それよりもルナは?ナイトオブムーンは?」
そう言いながら当たりを見回す愁
「見つけた時は愁一人だ。一応掲示板に連絡は入れといた。」
剣の言葉にパソコンのモニターを見る愁

No.479 投稿者:Blade 投稿日時 ××/06/12 00:03:47
羽咲のD・Roseへ。Lunaが魔族に捕まった
協力して欲しい。…頼む。

モニターを見て口を開く愁
「…すまない。俺の力不足に。」
「落ち込むな。俺達はまだまだ経験不足だ。」
「…すまない、剣。」
愁がそう言うとドアをノックする音が聞こえる
「英二、出てくれるか?」
剣の言葉に頷くとドア迄寄る英二
「どなたですか?」
英二の言葉に間を置いて返事が返ってくる
「羽咲市警特殊機動隊隊長、間宮風濫。貴方達には黒薔薇と言えば良いかしら?」
その言葉にドアを開ける英二
「は〜い。リアルでは始めまして。間宮風濫、通称黒薔薇の騎士よ。」
「あっ、影山英二。RS―PHの適合者です。」
「そっ。よろしく。」
風濫が英二に返答をすると次いで口を開く愁と剣
「矢萩愁、RS―KHの適合者だ。」
「神威剣、RS―Bの適合者だ。よろしく。」
自己紹介を聞くと剣とゼクターを取り出す風濫
「剣、貴方へプレゼント。RS―S、Kシリーズの物よ。」
「あっ、すみません。ありがとうございます。」
「さて、愁。案内して。」

路地裏

そこに立つ風濫・愁・英二・剣
「間宮さん、ここです。」
愁に言われ口を開く風濫
「成る程。確かに歪みが有るわね。」
そう言うと居合抜きで空間の穴を作る風濫
「さて、ついて来る気が有るのならとっとと装着してね。」
そう言うと同時に黒装を纏う風濫
「さぁ?お答は?」
―チェンジキックホッパー―
―チェンジパンチホッパー―
―チェンジスコーピオン―
それぞれの電子音声を聞き口を開くシルヴィ・br>[「上等。行くわよ。」
シルヴィーの声と同時に異空間へと飛び込む4人

異空間内

ムーンストーンと化したルナの横に付く少女
「やっぱりお姉ちゃんが一番良い。他の娘はつまらない。」
「けど、彼女は返して貰うわよ。」
シルヴィーの言葉を聞き不満を募らせる少女
「ダメ!やっちゃって!!!」
少女の声と共に大量の魔族がシルヴィー達の回りに集まる
「飛べ!」
剣の言葉に飛ぶ3人
それと同時にサソードゼクターを倒す剣
―Cast Off―
その電子音声と共にアーマーが放出され魔族を巻き込む
そのまま剣の近くに着地する愁と英二
シルヴィーは魔族の少女の前に降り立つ
「愁・英二・剣。任せて良い?」
「安心しろ。」
シルヴィーの言葉に返事をする愁
シルヴィーに対し返事をすると口を開く愁
「剣・英二、行くぞ。」
愁の言葉にゼクターの足の部分を引き起こす愁と英二
―Rider Jump―
電子音声の後飛び上る愁と英二
それと同時にゼクターを倒す剣
―Rider Slash―
電子音声と共に突っ込む剣
―Rider Punch―
―Rider Kick―
電子音声の後それぞれ魔族に対しパンチとキックを食らわせる
その背後には魔族の少女と対峙するシルヴィーの姿が有った
漆黒の鎧を纏いレヴィキスを持ち口を開くシルヴィ・br>[「貴女、名前は?」
「ティナ。カルティナ。そう言うお姉ちゃんは何て言う名前なの?」
魔族の少女カルティナの質問に口を開くシルヴィ・br>[「私は風濫。間宮風濫。魔族名シルヴィー=ラス=フィーリア。」
「ふ〜ん。それじゃ、宝石になっちゃえ♪」
そう言いながら笑顔で魔力の球体を放出するカルティナ
それをいとも簡単に切り裂くシルヴィ・br>[「カルティナ、お遊びはこれまでよ。ナイトオブムーン、セイバーモード。」
―OK Saver Mode Wake Up―
「受け取りなさい!ルナ!」
そう言ってナイトオブムーンを投げるとそこには宝石から戻ったルナの姿が有った
「シル姉。」
「話は後よ。行くわよ、ルナ!」
「はい!」
返事を聞くと同時に口を開くシルヴィーとルナ
「レヴィキス!マジックブリットチャージ!」
「ナイトオブムーン!魔力装填!!!」
―Magic Load―
同時に同じ言葉を発するレヴィキスとナイトオブムーン
それを見て逃げようとするカルティナ
―Rider Slash―
電子音声と共にカルティナを切り裂く剣
「行け!」
―Darkness Slash―
―Lunatic Slash―
二つの電子音声と共にカルティナを挟むように切り裂くシルヴィーとルナ
「嘘、あたしが、こんな所…で……。」
そう言い残すと自身がルビーと化し、その場に佇むカルティナ
「後片付け。ナイトオブムーン!」
―OK Cure Rain―
電子音声の後輝く雨が宝石と化した女性達に降り注ぐ
そのまま元に戻るとそれぞれ戻る場所へとワープして行く
それを見て口を開くシルヴィ・br>[「さぁ、私達も戻るわよ。」

海山市警特殊機動課

「神里課長。神威剣・矢萩愁・影山英二・月夜瑠那・間宮風濫只今戻りました。」
愁の言葉に敬礼で返す明菜
「剣・愁・英二、御苦労だった。月夜、大変な目にあったみたいだが、任務完了。ご苦労。」
「ありがとう、ございます。」
そう言うと敬礼をするルナ
「さて、間宮さん。この度はありがとうございました。」
「明菜さん、それは言わないお約束です。
羽咲市警(こちら)と海山市警(そちら)は協力体制を敷いているのですから当たり前です。」
「そう言って頂けると、有りがたいです。」
明菜がそう言うと共に敬礼をする明菜と風濫
「それじゃルナ、またね。」
「またです。シル姉。」
ルナと挨拶を交わすと出て行く風濫
それを確認して口を開く明菜
「さて、各員新たに事件が起きるまで備えなさい。」
「了解!!!」
明菜の言葉に答える剣・愁・英二・ルナ

終わり


Ruiさんの文章に戻る