作：灰音穂香
“ガッシャーン”っと派手な音と共に花瓶が割れる…。
割ったのはメイドさんである。
「また…やっちゃったな〜」
少女は心の中で呟く。
少女の名はエンネア、今年で十二歳になる。
大きな眼鏡と青く腰まである長髪が特徴である…。
「はあ…何で私ってこんなにドジなんだろう…」
「エーンーネーアー!」
等と独り言を言っていると“ガシリ”っと後ろから首を絞めあげられた。
「むー、むー」
徑動脈を絞め上げられてもがくエンネア
注・(徑動脈を絞めると十秒もかからずにあの世行きなので十分にご注意下さい。)っ
て訳で数秒でエンネアは解放される。
「ゴホゴホ」っとエンネアはしゃがみ込み咳をしながら肺に酸素を送り込む。
「全く…あなたは何度、粗そうをすれば気が済むのですか？」
長身の少女が彼女を見下ろす。
少女の名はミネア…このお屋敷のメイド長である。
「ううっ…だってぇ…」
エンネアが目に涙を浮かべてミネアを見上げる。
「だってではありません!あなたがこのお屋敷に勤めて一週間、一日たりとも粗そうを起こさなかった日などありませんこと？」
「すいません」
「全く…」
ミネアは腰に手を当ててため息をもらす。
「そうですわ…」
ミネアはエンネアの耳に口を近付けつ何ごとかを呟く。
それからというもの…エンネアは粗そうをすることはなくなりました…何故ならば。
“コンコン”っとミネアの部屋をノックされる。
「どうぞ…」
「しっ、失礼します…」
部屋に入って来た人物…それは…エンネアであった。
「めっ、メイド長…」
「何ですのエンネア？」
エンネアはゴクリと息を飲むと口を開いた。
「メイド長のお相手をわっ、私なんかよろしいでしょうか?」
そう、エンネアが粗そうをしなくなった理由はこれにあった。
少量の酒を飲んだエンネアとミネアは産まれたままの姿になり互いの唇を貪った。
最初にキスをしたのはエンネアだった。
酒が入った事が彼女を積極的にしたのだった。
「ん…ん…ふぁ」
ミネアの舌はとても柔らかく、温かかった。
ミネアも舌を口の中へ押し込んできた。
舌を割られ、口腔をかきまわされる。
それだけでエンネアの乳首は固くしこり、無毛の縦筋を愛液で濡らす。
(あれ…?)
ふとエンネアは足に違和感を感じる。
足が動かないのだ。
そっと足を見る。
(えっ…?)
行為に夢中で気付かなかったが膝までがピシピシっと音を立てて石になっていたのである。
エンネアは慌てて口を離す…。
唾液が…ツーッと糸を引く。
「メイド長…」
良く見るとミネアの足もエンネアのそれと同じく石になっていた。
「大丈夫…これは媚薬…石になることで快楽を増長するの…しばらく時間がたてば元に戻るわ…」
ミネアはそう言うとエンネアの石化した部分に触れた。
「ふぁ!」
それだけでエンネアの背筋をゾクゾクっとした感覚が走り愛液が足を伝う。
その快楽が更に石化を増長させていた。
「メイド長…」
エンネアは再び唇を求めミネアもそれに答えた。
エンネアはミネアの指が自分でエンネアの背筋をゾクゾクっとした感覚が走り愛液が足を伝う。
その快楽が更に石化を増長させていた。
「メイド長…」
エンネアは再び唇を求めミネアもそれに答えた。
エンネアはミネアの指が自分の秘所を押し開かられるのを感じた。
ミネアの指がエンネアの膣内に割り込んできたのだ。
そうして二人は快楽と石化に身を委ねた………
それから一週間おきにエンネアはミネアの部屋を訪れ石化の快楽に身を委ねているという…。