コカアネ‐お姉ぇちゃんはコカトリス!?
第一話『お姉ぇちゃんはコカトリス!?』

作:灰音穂香


1 「んっ…」

“ピシパシッ!”っという石が砕ける様な異音と何やら柔らかい物が股間に当たる感触、それと下半身に感じる違和感で少年‐犬原京一(いぬはらきょういち)(10才)は目が覚め腰を起こす。

「おはよう♪」

目が覚めた京一の目に飛込んで来たもの…それは…京一が寝間着変わりに履いていた短パンとトランクスを脱がし…馬乗りになってストライプ柄の下着を…正確には女性器の割れ目をペニスに押し付けている‐世間で言うところの素股を行っている二十歳位の女性だった訳である…。

先走り汁を溢れさせている筈のペニスは、勃起し女性器からの粘液にまみれた状態で固く石のように…というか石になっていた…。

さっきに聞こえた“ピシピシ”っという音はペニスが石化する音だったようである。
「……」

沈黙…

その間に薄く生えた陰毛がそして腰が…腰から生えた尻尾が…石に変わっていく…。

「おっ…おはようじゃないよおぉぉ!」

大気が震える程の大声で京一はその女性に怒鳴った。


2 「何も叩かなくてもいいのに…」

京一は先程素股を行っていた女性と共に歩道を歩いていた…。

黒く長い髪をポニーテイルにしメガネをかけたこの女性は京一の従姉妹である石原羽実(いしはらはねみ)-その正体はコカトリスである…。

コカトリス…この羽実の様に体液に触れた物を石にする力を-又はそんな力を持つ物を指す…。

この世界にはいろいろと不可思議な事が多く羽実の様な石化能力やら…京一の様にケモノミミや尻尾を持つ者、更には魔法と称される技術等があり、学校では必須科目として初等部からこの魔法を学ばせている。

「ごめん…ところでさぁ…お姉ちゃん…」

「んっ?」

羽実が京一の方を振り向く。

「僕は何でこんな女の子の制服を来ているの?」

「仕方無いよ・・・私が勤めている学校は女学校何だから…」

そう…京一が着せられているのは白を主体としたセーラー服(夏服)なのだ…。

しかも下着は女の子の…

教員の羽実の転任に付き合わされて京一は今までの共学校から女子校に強制転入させられたである。

…ちなみに京一は学校では京と名のっていたりする。

(まあ…仕方無いか…)

京一は心の中でため息を吐き自分に言い聞かせた。

3京一の通う小学校は全校生徒が300人程しかいない小さな学校である。

一学年・50人と少ないので体育の授業は合同で行う訳である。

これが京一にとって一番大変なのだ。

体操服やスクール水着を着たりする時に下着姿にならなったり、裸になったりしなければならない為に着替えを京一の友達で雪女(人や物をを凍らされる能力を持つ者のこと)の白霜雪女に協力してもらっている訳である。

でもって雪女の協力もあってか協力は無事に体育の授業を終える事が出来たのである。

でもってその後の休み時間…。

京一は羽実に一人で体育館倉庫に来るように呼び出された。

「えいっ!」

「いたっ!」

京一が薄暗い体育館倉庫に入ると同時に首筋に痛みを感じた。

振り替えると手に注射器を持った羽実がいた。

「お姉ちゃん…何を…」

京一は体から力が抜けて床にへたりこむ。

何故かは解らないが体が暑い…。

ブルマの下のペニスが膨らむのを京一は感じた。

「ふふっ…」

羽実は微笑むと京一を立たせブルマと下着を降ろし縄跳び縄で両腕をくくった。

「きょうちゃんのオチンチン…大きくて固くて…ふふ」

勃起したペニスは今朝に羽実が素股をしていたそれよりも大きくピクピクなり小さく波打っていた…。

「さーて…きょうちゃんはこんなに大きなオチンチンの状態をみんなに見られたらどうなるかな〜?」

悪魔のような笑みを浮かべて上着を脱ぐ…。

ストライプ柄の大きめのブラに包まれ張りがある胸が露になる。

「さぁ…ゆーちゃん…どうしたいのかな?」

羽実はそう言うと京一のイヌミミを甘噛みする

“ピキパキッ!”

「ふぁ!」

イヌミミが石化した瞬間“ピクンッ!”っとペニスが大きく痙攣し先端から汁を溢れさせる。

「きょうちゃん…さっき…何をしたって聞いたよね?」

羽実は意地の悪そうな笑みを浮かべるとこう続けた…。

「石化が気持ち良くなる媚薬を打ったの…さあ…きょうちゃん……お姉ちゃんが気持ち良くしてあ、げ、る」
羽実は固く勃起したペニスの先端に口をつける。

「ふぁ、ふぁぁぁぁぁ!!」

“ピシピシピシピシシッ!”

大きな音をたてながらペニスを灰色の領域が伝っていく…京一はのけぞり…あえぎ声を上げる。

ペニスが石化した瞬間…京一の背筋をゾワゾワっとした感覚が駆け抜けた。

「くす」

羽実はブラを取り去ると豊かな胸をペニスに押し付けて“シュッ!シュッ!”っと扱き始める。

「あっああああああっ!」

石化したのに感覚が残っているのだろうか…京一の全身を力が抜けそうな程の強い快感が駆け抜けていく。

柔らかな感覚が石になり萎える事の無いペニスを圧迫している…。

爆乳…そう表現する程に大きな胸がペニスを刺激する。

「お姉ちゃん…や…辞めて…」

口の端から涎を流し、快楽に理性が溶けていく中…は姉に懇願する。

「嫌よ…きょうちゃんを石にしていかせちゃうの…」

姉はそう言うと石化した爆乳から少し顔を出したカリに舌を絡める。

「ふぁぁぁぁ!ああああああっ!」

最後の理性まで完全に消えていく…

臍の所まで石化すると羽実は京一のペニスから口と胸を離す。

「やめ…ちゃ…やぁ」

京一は羽実の顔を上目使いに見上げる。

その目にはもう理性は無かった…。

「じゃあ…おねぇちゃんにお願いがしなさい。」

羽実は京一の顔を覗き込む。

「お願い…おねぇちゃん…僕を石にして下さい」

戸惑いは一辺も無く京一は姉に懇願した。

もし尻尾が石化していなかったら勢い良く左右に振られていただろう。

「良く出来ました。」
羽実は微笑みそう言った。


4 羽実はメガネ以外の身に付けていたもの全てを脱ぎ京一をマットに横たえる

石化したペニスを自分の膣に当てがった。

羽実が体から力を抜くとペニスはアッサリと膣に入り込む。

「んっ、んあっ、きょうちゃん…」

「おねぇちゃん…」

石化したペニスに膣液が絡み付いていく

そのまま腰を動かす

「あっ!ふぁあ!」
 
今までに感じた事の無い快楽に京一は大声を上げる。

“ピキパキピシピキピシピシッ!”

その快感に同調して石化が進行する…。

羽実は京一のシャツを捲り上げると舌で石化した乳首を愛撫する。

「だっめ…あっ、あたまの中が…」

そこまで言って京一の口まで石化する。

それから京一が石像となるまでに時間を要さなかった…。




4  京一が完全に石化しても羽実は腰を動かし続けた。
体育館倉庫には“クチュ、クチュッ”と愛液がペニスに 絡み付く音と羽実のあえぎ声だけしか聞こえない…。

「きょうちゃん…きょうちゃん…きょうちゃぁん…いい…おねぇちゃん…きょうちゃんのセイエキもらっても…いいよね…」

羽実はそう言うと京一の石化を解いた。
“ドップ…ドプドプ”
今まで溜まっていた濃厚な精液が羽実の膣内に発射された…。

後半へ


戻る