常人の考え方を超えた少女の暴走話inとある男子校

作:デュール


「誰か・・・・・助けてぇ・・・・・」
色を失っていく一人の少年が助けを求める。
だが、周りはただの彫像だけしかない。
「い・・・や・・・だ・・・・・」
一人の少年は灰色に染まりその場で立ち尽くした。



私の名前は「穂積 沙耶香」女の子大好きな15歳のレズっ娘美少女(自称)です。
今、私はとある男子校の門の前にいます。
今までの経路を説明すると、とある女子校に侵入してあ〜んなことやこ〜んなことをしようとしてたのですが・・・
・・・追い出されてしまいました、それでこんな事になるのはお隣の男の子達のせいだ!というわけでお隣の男子校の前にいるわけです。
はい、思いっきり八つ当たって見せますよ〜


さて、言い忘れたけど、私は魔法が使えて、その上魔物などと友達になっています。
だから今まで色んな男の子を弄びながら固めてきました。
男の子には彫像がお似合いです!所詮、男の子は女の子の固め道具ですよ〜


それはさておき・・・・今回の友達紹介です。
雪ん子のミリィちゃん、蝋燭職人のロウちゃんと彼女のお供のコカトリス少女(名前はまだ無い)がいるはずですが、都合上コカトリス少女(名前はまだ無い)はお留守番です。
それぐらいです、たったこれだけの人数でこの男子校は美術館に変わってしまいますよ〜
では・・・・突撃です!



その1・雪ん子ミリィちゃん

はい、変わりまして雪ん子のミリィちゃんでぇ〜す。
ミリィちゃんは数ある雪ん子の中でも熱でも溶けない雪ん子なのでぇ〜す。
背はちっちゃいけど、男の子大好きですよ〜
怖がりながら凍り付いていく男の子を見ているだけで・・・・・きゃーーーーーーーーーー
・・・・っと失礼
さて、ミリィちゃんは道中の男の子達をカチンコチンに凍らせながらプールに行っています。
今は暑い夏ですからね〜、プールで泳ぎ回っているところをじわじわとそして確実にカチッと凍らせますぅ〜

・・・・さて着きました、おぉ〜皆楽しく泳いでますねぇ〜、この後起こる事も知らずに・・・・ふふっ
さて手始めにプールのど真ん中に冷凍風を送ります。
「ねぇ・・・・久住っち、もうそろそろ上がろうよ・・・・疲れてきちゃった」
「うん、そうだね早川く・・・・・」
「え?久住っち?どうした・・・・の・・・・・・」
早速2人の男の子がお話に夢中で凍っちゃうなんて気づかないままカチン・・・・となっちゃいました〜
「え?あの子どうしたの?ぜんぜん動かないけど・・・・」
「ねぇ・・・・隆士君・・・・・夏なのに異様に寒くない?」
「え?そういわれてみれば・・・・・・」
おやおや?異変に気づきましたね、後は悲鳴一つで大パニックに・・・・
「わぁぁぁぁぁなんだ・・・こ・・・・・」
「え?あの子も動かな・・・・く・・・・」
「えぇ・・・?何がどうな・・・・・って・・・・・」
皆訳分からずに凍っちゃいます、そしてプールの水が凍り始めます。
「ぷ・・・・プールが凍ってる・・・・」
「皆逃げようよ!凍っちゃうよぉ〜!」
ふふふっ・・・・これです!これなのです!罪の無い男の子達がパニックになりながら氷の膜に包まれてぴくりとも動かなくなるシチュエーション・・・・
ふえぇぇぇ、萌え死にそうですぅ〜・・・・・っと逃げる生徒もいますねぇ・・・
・・・・でもこのミリィちゃんの絶対零度の吹雪からは逃げられません、ちょっとした吹雪に浴びただけでカチカチの氷像の出来上がりですからぁ〜
「寒い・・・・寒すぎる・・・・よ・・・・」
「いやぁ・・・・凍り付きたく・・・・・・」
「皆、中へ・・・・・・」
おっと、指示していた男の子も氷付けですね、吹雪は室内までに行き届きます。
さて、これで完了!あとは男の子達が逃げた部屋の中を見るだけです。

・・・・はい、室内もカチコチに凍っています、もちろん逃げた子達も凍っています。
手を摩りながら寒さを凌いでいた男の子、お互い抱きながら暖を取っている男の子
中には祈りを捧げた(正確には神頼みだと思うね)ままの男の子とか涙を流しながら笑っている男の子とその子に何かを訴えている男の子もいました。
だけど動ける人はミリィちゃんだけです、何故かって?そりゃもちろんミリィちゃんがみぃ〜んな氷像にしちゃったんだもの・・・・
だから・・・・男の子を凍らせるのが大好きなの、雪ん子だからね・・・・
さて、今から鑑賞タイム!凍った男の子の頭をなでなでしたり、水着だから乳首をなめちゃったり、凍っちゃった男の子達と弄ぶ時間なのです。
それじゃあ、ミリィちゃんの時間はこれまでだね!
また縁があったらまた会おうねぇ〜、色々な男の子の凍らせ方考えるからねぇ〜
ばぁ〜いばぁ〜い!



その2・蝋燭職人ロウちゃん

はい・・・・改めて初めまして・・・蝋燭職人のロウです。
某機動戦士の種外伝の主人公じゃないですよ、それに私機械はさっぱりですから・・・
・・・・まぁ、そんな関係のない事は置いといて・・・
正直言うと表は蝋燭を作って売る蝋燭職人ですが・・・・裏は可愛い美少年を蝋人形にするのが趣味です・・・
蝋の霧に包まれて、何も出来ずに蝋の塊へと変化していく少年達・・・・そういうのが好きです・・・
あ、いつも仲間に暗いと言われます・・・・昔、中学校でオカルト研究部の部員でした・・・
それで、何気なく拾った本を読んだら妖精さんが出てきて・・・・なんだか知らないけど契約結んで、蝋人形化の能力を手に入れてました・・・・
今でもオカルト研究部の一部部員&部長さん(もちろん美少年)は私の家で永久保管状態です・・・・クスッ・・・・
さて・・・・私は沙耶香さんに金で釣られて、仕事をしています・・・・
お金貰えるならいいですけど・・・・固まった少年達を私のものに出来たらもっと嬉しいのですが・・・・
一週間程度だけね、これ以上警察に絡まれるとヤバイから・・・・と沙耶香さんから聞きました。
世の中ってケチですよね・・・・?それは私だけ・・・・?


とりあえず、美術室の前に来ています・・・・蝋人形は個人的に最高の芸術だと私は考えます・・・・・
だからですよ?いつか分かるときが来ます・・・・・
手始めに部屋の鍵を全て閉め(これもちょっとした魔法です・・・)・・・・蝋の霧を発生させます、少しずつ・・・少しずつ・・・と濃度を濃くしていきます・・・・
これでもう終わりです・・・・後は蝋になっていく少年達の反応を楽しむだけです・・・・
「げほっ・・・・・」
「あれ?渋垣くん、風邪?」
「いや・・・・咳き込んだだけです・・・・」
「そっか・・・ごほっ・・・・」
「そういう藤枝さんだって・・・・」
「あれ・・・?何・・・これ?」
手に降り積もる蝋を見て驚きます。
「ねぇねぇ、これって・・・蝋じゃない?」
「そういえば・・・・そうだね」
「わわっ、これすぐ固まっちゃうよ?」
「何だか・・・・・霧みたいに前が見えなくなるような・・・・」
そろそろ異変に気づきましたね?だけどもう遅いです・・・
「ごほっ・・・・とりあえず窓を・・・・渋垣くん・・・・」
「あ・・・・開かないよ・・・藤枝さん・・・・」
「ごほごほっ・・・・・苦しい・・・・・」
蝋の霧は濃くなりつつあります、犠牲者の足がじわじわと白く包まれていきます・・・・
「あれ・・・・?足が・・・・・?」
「え?藤枝さん?・・・・ってボクも足が・・・・」
「白い・・・・・足が白いよ・・・・」
「もしかしてボク達、蝋に包まれているんじゃ・・・・」
一人の少年が火種となったのか美術室中に叫びが響き渡ります・・・・
「いやぁ・・・・・蝋人形になっちゃうよぉ〜・・・・」
「早く・・・・・・窓かドアを・・・・開けてくださぁい・・・・・・」
「開かないよ・・・・まったく開かな・・・・・・」
「渋垣くん?・・・・そんな・・・・・」
今日の第1の犠牲者が出来上がりました・・・・そして第2第3の犠牲者が蝋に包まれていきます・・・
「ああぁぁ・・・・渋垣さ・・・ん、みん・・・な・・・も・・・・」
「いや・・・・蝋が、僕の体に纏わりついてくるぅ・・・ぅ・・・・」
「だめ・・・・だめ・・・・・だめぇぇぇぇぇ・・・ぇ・・・ぇ・・・・・」
「ボク・・・・・もう・・・・動けな・・・・・」
可愛い声を出しながら蝋に包まれ・・・・美少年達は蝋人形という私の芸術品と化しました・・・・
「あ・・・・う・・・・・」
「誰・・・・か・・・・」
「お姉・・・・ちゃ・・・・」
まだ抵抗できる少年もいますが、時間が経つにつれ蝋に口を阻まれ先に蝋人形になっていった少年と同じ末路をたどります・・・・
さて、蝋の霧も晴れて、美術室の中を見てみます・・・・
・・・・予想通り・・・皆蝋人形と化しています・・・・・
窓を叩きながら蝋に包まれた少年もいれば絵を描くことに集中したまま蝋に包まれた少年もいます。
またさらに両手を握り合ったまま蝋に包まれた少年2人もいます。
蝋人形にする事はあの妖精さんに会ってから好きなのです。
「あ・・・・あ・・・・なんですか・・・・これ?」
あ・・・まだいましたか、多分トイレに行っていたのでしょう・・・・
さて、最後の一人なので特別にもう一つの蝋人形化に仕方を教えますね・・・・
「は〜い・・・・・あなたも蝋人形にしますね・・・・」
「え?・・・・・蝋・・・人形?」
さて、積もった蝋を溶かし液体化させます・・・・
そして、蝋人形にしたい対象を包み込みます・・・
「え?・・・・え?何・・・・これ?」
じわじわと包まれていきます、包まれた所は常温であっという間に肌はカチカチに固まります・・・
「はうぅ・・・体が動かないよぉ・・・・・」
じわじわと包まれ、動かなくなっていく美少年・・・個人的に好きなシチュです。
さらに、泣き叫んでくれれば嬉しいんですが・・・・
「はぅ・・・・・はぅぅ・・・・・」
首まで取り込みました・・・次は口に蝋を流し込みます・・・・
普通は死にますが、私のは特殊で魔法で元通りにしても身体には影響はありません・・・
「はわぁ・・・・むぐ・・・ぁ・・・ぁ・・・」
残酷な蝋がもう喋る事すら出来ない美少年を容赦なく包みます・・・
「ふふっ・・・・可愛い・・・・・」
「ぁ・・・・・ぁ・・・・・・・・・」
もう声にならない叫びが聞こえます・・・・ですが数分経つにつれ、声もしなくなり、ただの蝋の塊が一つ置いてあるだけでした・・・
後は、包んだ蝋が少年の形にかたどれば完成です・・・・
さて・・・・これで今日はこれまでです・・・・他の場所にも行かなくてはいけませんし・・・・
・・・・では、また機会があれば会いましょう・・・・・



その3・レズっ娘美少女(自称)沙耶香

はいはい〜、真の主役(?)沙耶香ですよ〜
私は今、体育館の外側にいます。
なぜなら体育館には八つ当たりの対象の男の子達がいます。
後者の方は二人に任せて、見学です。

「ふみゅ〜・・・・柔軟運動つらいなぁ・・・」
「はははっ・・・・実はボクもそう思ってたよ」
あらあら・・・皆楽しそうですね。
ま、この後は泣き顔になる運命ですからねぇ・・・・
さて・・・前にも言いましたが魔法が使えます。
即ち召還獣も呼び出す事も可能です、たとえば・・・
「ん〜〜・・・・はぁ、疲れたぁ〜」
「僕もだよぉ〜」
「あれ?これなんだ?」
「え?どれどれ?・・・・・わわっ」
さてカモが来ましたよ〜・・・ちなみに召還したのは触手ですよ〜
コラ!そこ召還獣じゃないと突っ込まない!
とまぁ、突っ込みは無視して、一人の男の子は触手の餌食に・・・
「わわ・・・・何これぇ・・・・」
「はわぁ・・・・・こっちもだよぉ〜」
「嫌だ・・・・・来ないでぇ〜」
どんどんと触手に捕まる男の子達・・・そして、八つ当たりタ〜イム!
「ふにゃぁ〜〜〜・・・・やめて、弄らないでぇ〜」
「だめ・・・・だめぇ・・・・」
「はわ・・・・やめ・・・ひゃぁ・・・・」
触手に弄ばれる男の子達・・・・私が追い出されたのはあなた達のせいですよ〜
さてさて・・・・満足するまで弄った後はこれですっきりしたと大間違いです!
カチカチに固めちゃいますよぉ〜、もう!怒りの限り!
「はわぁぁぁぁ・・・・・石に・・・・石にぃ!!」
「いやぁ・・・・石像になっちゃうぅ〜」
「誰か助けてぇ〜・・・・誰でもいいからぁ〜」
じわじわと石化していく男の子達・・・・すぅっと灰色に染まりつくしていきます。
一人、また一人と石像になっていく男の子達・・・
ふぅ〜、大分スッキリしましたぁ〜
「あ・・・わ・・・・・」
「誰・・・・か・・・・」
「ううぅ・・・・あ・・・・」
さて、全員石化完了ですね〜
はぁ、八つ当たり完了!まぁその後は鑑賞しようと思いますよ。
苦しそうな表情のまま石化した男の子・・・・これはこれでストレス解消になります。
はぁ・・・・さて今回はここでお別れね。
じゃぁ〜ねぇ〜



後日談・・・
その後は一週間ぐらいとある男子校の生徒全員が行方不明
一週間後には学校の体育館で全員寝かせられていた。
もちろん彼らは沙耶香によって記憶は一切なくなっている。
彼らは沙耶香のストレス解消道具として使われた事も忘れて・・・

「ふふっ・・・・今度はどこでストレス解消しようかな?」

一人の少女がまた個人的な理由で男の子がいるところに仲間を引き連れ突撃する・・・・
多分、この地獄は無くならないだろう・・・・永久に・・・・

続く・・・かも?

注意:これは言うまでも無くフィクションです、こんな歪んだ性格な少女は絶対にいません。
沙耶香の言う事は真に受けないでください、あくまでも常人の考えを超えた少女ですから・・・

キャラ紹介

穂積 沙耶香(ほづみ さやか)

自称15歳のレズっ娘美少女、女の子と百合百合な恋愛が好き。
男の子は固め道具(もしくはストレス解消道具)としか考えない歪んだ性格。
魔法が使えたり召還獣を呼び出したりと出来る。
自分の欲望のためなら手段を選ばない狂気的な少女


・こっからがゲストキャラっぽい人々

ミリィ

普通の人間と同じ生活が出来る雪ん子の亜種、多分言うまでもないがショタ
無駄にハイテンションで一人称が「ミリィちゃん」と言う。
凍結・氷付けなら任せなさいな人、それと妄想癖がある。
姉の雪女がいるらしい、この人もミリィと同じくショタである。

ロウ

本人談曰く某機動戦士の種外伝の主人公ではない。
蝋燭職人で、蝋燭を作って売ると言う内職風な人
でも裏は美少年を蝋人形に変えるのが趣味と言う恐ろしい人
中学時代、オカルト研究部の部員だったがとある本との契約を結んだ事から彼女の人生は一変する。
未だに中学時代のオカルト研究部の美少年部員などを蝋人形化したまま永久拉致状態である(危険

コカトリス少女(名前はまだ無い)

名前だけの出番、今後続編があるとすれば出ると思う。
とりあえず有名な石化能力を持った魔物、コカトリスの擬人化と考えればいい。
名前だけなので今のところ性格などは不明とする。


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