生体ユニット化 生体ユニット大好きさんより


美紀「いやっ・・・いやっ!!・・・おとう・・・さ・・ん・・・私を・・私を殺さないで、」
父「殺しはしないさ、ただ金属になって眠ってもらうだけだ、」
美紀「助けて!!お願い・・・ここから出して!!」
父「今まで自分の実験ばかりでお前を見捨ててすまなかった。これからはいつまでも一緒だよ・・・・」
美紀「ハァハァハァ・・・・・・わ・・・私は・・どうなっちゃうの・・・?」
父「壁飾りになってもらうんだ、」
美紀「壁・・飾り・・?」
父「これでいつでも自分の部屋でお前の美しい体を眺めることができるよ」
美紀「うっ・・・・(何・・?足が・・足が妙に固く・・・)」
父「この日の為に私が造ったDG細胞だ、時期に上半身も金属化する」
美紀「だめっ!!だめっ!!だめぇぇぇぇ!!!」
父「おいおい、もっと笑ってくれ、悲しい顔の壁飾りなんてごめんだからな」

部下「うわ〜・・・美しい像ですね。博士がお造りになられたんですか?」
博士「あぁ、だけど失敗作でね・・・今度どこかに売りに行こうと思うのだが、君買わないか?」
部下「いくらで・・・?」
博士「そうだな・・・こんな物がいつまでもあっては邪魔だからな・・・・・一万でどうだ?」
部下「や・・・安っ!!」
博士「だけど時折涙を流すんでちょっと不気味だけどな・・・・」
部下「・・・・やっぱやめます・・・・」
博士の実験によりメタル像とさせられた娘の美紀、
しかしあろうことか博士はこれを失敗作と決め付けた。
しかもその象を格安でどこかに売るという、
美紀「これでいい・・・これで・・・所詮私は・・・・・お父さんの為の実験道具・・・・」


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