さむいです… あおばさんより


裸のまま冷凍庫に入れられた少女は震えることしか出来ませんでした。
「寒い…」
泣き出しそうな表情で自分の身体を抱きしめる少女でしたが、だんだんと震えることすら億劫になってきます。
「ねむ…い…よ…」
少女の脳裏に悩ましい姿で氷の彫像になった自分が浮かびました。
自分を閉じ込めた男に凍りついた身体をいいように弄ばれると思うと、凍えた身体も羞恥に燃え上がりそうでしたが、それも今となってはもうどうでもいいような気持ちになってきました。
(眠らせてくれるなら…もう…私の身体は…あなたに…あ…げる…)


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